JX金属と住友電工で世界シェア8割! 「インジウムリン基板」は40年大きな変化がなかったのにAIデータセンターで10倍増産 | ビジネス | 東洋経済オンライン

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爆増し続けるAI(人工知能)需要を支えるために世界でデータセンターの建設ラッシュが続く。そのデータセンターで使われる光通信を支える部材としてインジウムリン基板の需給逼迫が大きな焦点となり、世界でトップクラスのシェアを誇る住友電気工業とJX金属の2社に注目が集まっている。
インジウムリン基板は、高速のデータ通信を支える部材の1つだ。光ファイバーの通信で使われる伝送損失が少ない波長帯の光を効率よく発光・受光できることから、電気信号と光信号を変換する光トランシーバーなどの光デバイスで使われる。
情報のやり取りには、光以外にも銅線などを使った電気通信がある。電気信号で処理を行う半導体との接続を低コストで実装しやすいことから、従来、データセンター内の主流は電気通信だった。
ただ、電気通信は光よりも速度が低いうえ、大量のデータのやり取りで劣り、消費電力も増える。そのため、AI用途のデータセンターでは、もともと長距離の高速通信で多く使われていた光通信をデータセンター内やサーバー同士など短距離のやり取りでも使うよう転換しつつある。これら光通信製品の使用がデータセンターで増える中、インジウムリン基板の需要も急増している。
日本のトップ2社で世界シェア8割、相次ぐ増産発表
インジウムリン基板はJX金属と住友電工の2社がそれぞれ世界シェアの4割を占める。ほかにアメリカの基板メーカーであるAXTが主に中国子会社で生産しているものの、日本企業が強みを持つ領域だ。
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りゅう いぇんふYenfu LIU
東洋経済編集部員・記者。台湾・中台関係を中心に国際政治やマクロ経済が専門。現在は、特集や連載の企画・編集も担当。1994年台湾台北市生まれ、客家系。長崎県立佐世保南高校、
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