アクセンチュアが従業員に「Claudeは毎月29ドル(約4600円)までしか使えない」と伝える
海外メディアの404 Mediaによると、アクセンチュアの多くの従業員に対し、「今後Claudeに費やす金額を1人あたり月額29ドル(約4600円)に制限する」という通知が来ているとのこと。この上限の対象となる従業員の中には、これまで毎月1000ドル(約15万8100円)も使っていた人もいるとのことです。
通知によると、アクセンチュアは2026年10月1日から社内で利用するClaude Enterpriseの費用の負担方法と請求方法を変更したとのこと。これによりすべての費用が従量課金制となり、割り当てられた29ドルを超えて利用したい場合はプロジェクトやチーム別に費用を負担する必要があるそうです。
通知には他にも、「プロジェクトで予算を組んでも、Claudeへのアクセスが無期限または継続的に保証されるわけではありません。優先事項、要件、利用パターン、変化する人員ニーズに基づいて、割り当ては定期的に見直される場合があります」などと記されていたとのことです。
こうした通知を受け、一部の従業員はプロジェクトに追加のAI利用料が請求されないよう、追加の使用量を確保できるさらに上位のClaudeプランにアップグレードする方法を探しているとのこと。404 Mediaが確認した社内メッセージによると、ある従業員はClaudeの利用料が500ドル(約7万9000円)を超えていて、「アカウントのアップグレードを早めるにはどうすればよいでしょうか?サポートページではアップグレードがブロックされているようです。当然ながら、これはプロジェクトのコストに大きな影響を及ぼします」と書いていたそうです。
AIがビジネスに取り入れられるようになってしばらくは、大手企業などでAIのコスト(トークン)を最大化しようとする「トークンマキシング」の文化ができあがっていましたが、AIは使えば使うほど良いわけではないという考えからこの文化が見直されつつあります。Microsoftも、従業員のAI使用量を制限し始めていると伝えられています。
Microsoftが従業員によるAI利用を制限する動きに出る - GIGAZINE
アクセンチュアの広報担当者は404 Mediaに対し、「私たちは基本方針として、すべての従業員がAIを利用できるようにしています。現在は、業務に適したツールを提供する方針を採用しており、顧客と自社組織の双方により大きな価値をもたらすAI機能、スキル、活用支援への投資を継続しています」と述べたとのことです。
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