Googleの検索結果を収集するツールに通常とは異なるサイトが表示されているとの調査結果
Google検索結果を機械的に収集して掲載ランキングなどのデータを提供する企業がいくつか存在します。こうした企業の多くが、同じタイミングでツールに不具合が生じたことを明らかにしました。2026年9月以降、ツールで収集した検索結果に、それまで上位に位置していたサイトが一時的に表示されなくなる現象が発生しているとのことです。
Poisoned Google SERPs | Nozzle
https://nozzle.io/research/poisoned-google-serps/
検索ツールを提供するNozzleは、自社のツールで2026年8月20日から10月9日までに収集した結果を調査し、8月20日から9月9日までを「基準期間」に設定。この期間に上位10位以内に入っているサイトを基準として比較したところ、ある特定の日付以降、基準となるサイトの多くがツール上の検索結果に現れなくなったことを見いだしました。
例えば「white label local seo」というワードで検索すると、以前まではホワイトラベル・ローカルSEOと呼ばれるサービスを展開する企業のサイトが結果の上位に表示されていたものが、地元(local)の保険局やステーキハウスといった無関係なサイトが表示されるようになっていたとのこと。
Google検索は結果を複数のページに分けて表示しますが、上記の例ではかつて1ページ目に表示されていた9つのサイト全てが検索結果1ページ目から消失してしまったといいます。また、検索結果の量自体も激減し、ページ数は10から3に減ってしまったそうです。
これらの結果は非公式のツールで機械的に収集されたもので、一般のユーザーに表示されている結果とは異なります。そのため、非公式ツールで上位に表示されないからといって一般ユーザーにも表示されていないわけではなく、サイトの運営者がGoogleの公式ツールなどで確認できるアクセス数には変化がないといった奇妙な状態になっていたといいます。
Nozzleは、「9月13日からGoogleに送る検索リクエストが失敗し始め、9月20日以降は処理を通過したリクエストに対して汚染された結果が返されるようになった」と報告し、最も悪い日には検索結果の約4分の1で無関係なサイトが表示されたと付け加えています。
Nozzleはまた、「これはGoogleによるAIスクレイピング対策だ」とも指摘しています。
Nozzle以外にも、同様のツールを提供する複数の企業が同じ問題を報告しています。
DemandSphereは、「Googleはボットと思しきトラフィックに異なる結果を返し始めたようだ」と報告。Morningscoreは「10月4日現在、約1~2%の減少は見られるものの、以前の水準に回復しつつある」と報告しました。
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