頼れる司令塔が躍動 黒川、攻撃をけん引―アジア大会・バスケットボール男子
バスケットボール男子準々決勝、台湾戦の第4クオーター、シュートを放つ黒川=16日、愛知・IGアリーナ
終盤は追い上げを許したものの、見事に逃げ切ったバスケットボール男子の日本。頼れる司令塔の黒川が持ち味を存分に発揮し、1次リーグを全勝で勝ち上がった台湾を破った。
圧巻は第2クオーター。コート中央から正確なパスでアシストし、その直後には自ら3点シュートを決める。さらには俊敏にゴール下へ切り込むなど、多彩な攻撃を披露。後半も勢いを止めず、両チーム最多の23得点。「チームとして戦術を理解できていた。いい判断ができた」と語った。
1次リーグでも主力としての役割を果たしていたものの、シュートの精度は「全然良くない」と課題を口にしていた。しかし、21得点と本来の姿を取り戻した第3戦では「手応えはあるので次に生かしたい」。息を吹き返した25歳は欠かせない存在だ。
チームは悲願の金メダルへ前進。吉本監督は「僕たちのバスケットを全力でやって、強みを出せれば」。試合を重ねるごとに成長を進める若き日本は、頼もしさを増している。
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