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Monday, October 26, 2026

ホンダ、日産は新車販売半減…総崩れの中国市場で打つ手は?みずほ銀行・湯進氏に聞く日本車メーカーの生き残り策 | ビジネス | 東洋経済オンライン

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世界最大の中国市場で日本車の販売が急減している。最新の9月の中国での販売台数はホンダが前年同月比約5割減、日産自動車が同約6割減と半減した。現地で比較的健闘してきたトヨタ自動車も2桁減が続くもようだ。

中国の年間新車販売台数は約3400万台(2025年)と世界全体の約3割を占める巨大市場であり、その販売状況は日本車メーカーの先行きに重大な影響を及ぼす。中国市場で日本車メーカーが置かれた状況と今後の展望について、みずほ銀行上席主任研究員の湯進氏に聞いた。

――中国市場で日本車の苦戦が鮮明です。足元の市場環境をどう見ていますか。

そうとう厳しい状況だ。中国でEV(電気自動車)などのNEV(新エネルギー車)の販売比率が上がれば、ガソリン車やHV(ハイブリッド車)主体の日系メーカーは苦しくなる。

中国の自動車市場全体を見渡すと、1~9月の販売台数は前年同期比4.5%減にとどまっている。ただ中身を見ると、海外向け輸出が66%増と急成長を遂げる一方で、国内販売は2割以上も落ち込んでいる状況だ。内需低迷と26年の自動車買い替え補助金制度の見直しが、国内市場に打撃を与えている。

中国の26年1~9月の販売台数トップ10のうち、外資系メーカーでは、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の現地合弁2社(4位の一汽VWと6位の上汽VW)と、トヨタの現地合弁が2社(8位の広汽トヨタ自動車と10位の一汽トヨタ自動車)がランクインした。

ただ、トップ5に目を移せば、1位BYD、2位吉利汽車(ジーリー)、3位長安汽車、5位奇瑞汽車(チェリー)と5社のうち4社を中国勢が占めている状況だ。従来外資メーカーが強みを持っていた高級車市場でも、中国のファーウェイが現地EVメーカーと共同開発するスマートEVブランドが急速に浸透。アウディ、メルセデス・ベンツ、BMWの牙城を崩している。

トヨタも緩やかに落ちていく

――今後の展望は?

NEVのシェアがさらに拡大し、ガソリン車の市場は減っていく。ガソリン車の残存者利益を得られるのは、トヨタとVWなどドイツメーカーだけだろう。

ただ、トヨタも緩やかに落ちていくことは免れない。トヨタが中国市場において比較的堅調だったのは、ガソリン車とHV(ハイブリッド車)でホンダや日産、VWのシェアを奪ってきたからだ。それがガソリン車を中心に中国市場全体が縮小してしまったことで、26年は台数が落ち込んでいる。

記事の続きでは、トヨタの現地合弁2社の資本再編や日系車の生き残り戦略ついて湯進氏が語る。

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やまだ やすひろYasuhiro Yamada

新聞社を経て、2014年に東洋経済新報社入社。『会社四季報』などの編集を経て、24年7月~26年3月に『会社四季報プロ500』編集長。記者としてはSIやクラウド、ECやSNSなどのインターネット関連の取材歴が長く、現在は自動車業界を担当。

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