中国こそが世界に「トランプ現象」を輸出している…産業空洞化で過激政治が加速、もはや保護政策以外に対策はない | 政治・経済・投資 | 東洋経済オンライン

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WTO(世界貿易機関)への中国の2001年の加盟がアメリカにどのような帰結をもたらすかを予見できた人はほとんどいなかった。中国がグローバル経済に統合されたことで、アメリカの製造業は空洞化し、製造業の雇用が減少。ドナルド・トランプを大統領へと押し上げる右派ポピュリズムの土台がつくられた。
チェコ・プラハに本拠を置く国際的NPO「プロジェクト・シンジケート」は多くの有力者の論評・分析を配信しています。「グローバルアイ」では、主に同シンジケートのコラムの中から厳選して翻訳・配信しています
中国からの輸入品がなだれ込んでいる欧州も、自らの製造業を守る措置を直ちに講じなければ、アメリカと同じ道をたどることになるだろう。
中国が欧州経済にもたらしている脅威の核心には、輸出に頼って経済を浮揚し、自分たちの過剰生産能力を吸収しようとする中国の政策がある。中国当局は投資・輸出主導型の経済成長モデルから内需主導型の経済にシフトする必要性を以前から認識しているが、経済モデルの修正は遅々として進んでいない。
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