自動運転技術は毎年58万人の命を救う可能性がある
道路安全保険協会(IIHS)によると、「限定された地域やルートといった特定条件下での完全自動運転」にあたるレベル4の自動運転を行っている車両の衝突事故と人間が運転する車両の衝突事故について、走行距離ベースの割合で比べたところ、自動運転車の事故発生率は人間より68%少なかったとのこと。
自動運転車の関与した衝突事故のうち22%が通報対象とみなされ、そのうち3分の2は無人運転時に発生していましたが、「自動運転車が衝突した事例」「自動運転車が原因で衝突事故になった事例」は極めて低かったそうです。
交通事故で亡くなる人は世界で年間116万人に上っていて、特に5歳から29歳の若者の死因として最多です。もし自動運転車や自動運転技術が普及すれば、事故が50%減るだけで、年間58万人の命が救われることになるとIEEE Spectrumは期待を寄せています。
なお、IIHSの研究者の分析でも、Waymoは走行距離あたりの事故発生率が人間に比べて低いことが確認されていますが、走行距離データはWaymoしか報告していないため、事故発生率もWaymoのものしか計算されていません。テスラのロボタクシーは人間のドライバーより4倍も衝突事故を起こすというデータも示されているため、すべての自動運転車両が安全かどうかという点についてはやや疑問が残ります。
テスラのロボタクシーがサービス開始から9カ月で14回の衝突事故を起こす、人間ドライバーの4倍の頻度 - GIGAZINE
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