即席チーム、たくましく PK戦制し3連覇―アジア大会・サッカー女子
サッカー女子決勝、北朝鮮とのPK戦でセーブするGK大場=2日、静岡・エコパスタジアム
苦しみながら頂点に立った。サッカー女子の日本(なでしこジャパン)が3連覇。北朝鮮との決勝は、延長でも決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ。GK大場が3人目のキックをセーブし、日本は5人全員が成功。ピッチに歓喜の輪をつくった。
後半早々に今大会初失点で同点に。一度はノーゴールとされながらVARで判定が覆って追い付かれる嫌な流れのまま、勝ち越しを許した。それでも反撃に出て、後半終了間際に西尾がネットを揺らし、延長戦に持ち込んだ。ピンチも多かったが、ゴール前で体を張って耐えた。
国内組中心で、なでしこ初招集の若手が過半数の即席チーム。練習初日には声もほとんど出せていなかった。ただ、勝ち上がるごとに自信を付け、狩野監督は「決勝という舞台での集中力、粘り強さ、タフさがキーポイント」と話していた。激戦をたくましく戦った。
W杯まで1年を切り、新戦力の発掘も今大会の目的。厳しい戦いを経験した選手が、海外組が占める「1軍」にどれだけ食い込めるのか。今後につなげてこそ、金メダルの価値は増す。
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