左派ルラ氏、大接戦制し4期目へ 右派候補「無効」主張―ブラジル大統領決選
【サンパウロ時事】ブラジルで25日、大統領選挙の決選投票が実施され、通算4期目を目指す左派のルラ大統領(80)が、ジャイル・ボルソナロ前大統領の長男で右派のフラビオ・ボルソナロ上院議員(45)を下し、再選を決めた。就任は来年1月5日で任期は4年。中南米では治安の悪化などを背景に左派から右派への政権交代が相次いでおり、地域大国ブラジルの投票結果を各国が注視していた。
ブラジル大統領選、決選投票実施 親米右派と現職左派接戦―ブラジル
中央選管に当たる高等選挙裁判所(TSE)によると、開票率99.96%で、ルラ氏は有効票の51.78%、ボルソナロ氏は48.22%を獲得した。4日の第1回投票では、ボルソナロ氏が首位で、決選投票前の各社世論調査もボルソナロ氏がわずかにリードしていた。
投票は25日午後5時(日本時間26日午前5時)に締め切られる予定だったが、ルラ氏側がTSEに「交通混雑が起きている」と申し立てたため、2時間延長された。国全体で投票時間が延長されるのは異例。ボルソナロ氏側がこれを問題視し、選挙結果の受け入れを拒否する可能性がある。
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