ローソンとファミマ、豪雨対策で「止水板」を追加導入
止水板により浸水を防いだ店舗(2024年大分県)
ローソンやファミリーマートは、豪雨による店舗の浸水被害を軽減するため、浸水リスクの高い店舗への止水板導入を拡大する。
ローソンは止水板導入を100店舗拡大
ローソンは、2026年度中に最大100店舗へ新たに導入し、計画通り進んだ場合、導入店舗は約180店舗となる見込み。
近年、全国各地で記録的な大雨による浸水被害が発生し、ローソンでも店舗の浸水により臨時休業するケースが生じている。同社はこれまで、過去に浸水被害を受けた店舗を中心に止水板を導入してきた。
導入店舗では、浸水被害の軽減や営業再開までの期間短縮などの効果を確認。25年度に約20店舗、26年度は9月までに約40店舗へ導入し、現在は約80店舗で運用している。
止水板の設置イメージ
今後、線状降水帯や台風などによる集中豪雨への対策として、過去の浸水被害状況や周辺の地形、ハザードマップなどをもとに対象店舗を選定し、導入を拡大する。
ローソンでは、災害発生時に本部社員による応援隊を派遣するなど、加盟店とともに店舗の早期営業再開に向けた復旧作業を行なっている。止水板の導入拡大により、浸水被害の軽減と早期営業再開につなげる。
ファミリーマートも千葉から拡大
ファミリーマートも全国約250店舗において、店頭入口の止水板を導入している。しかし、8月に発生した千葉豪雨では、一部の店舗や周辺地域において甚大な浸水被害が発生。災害時の店舗機能の維持や、利用者や従業員の安全確保、店舗資産の保護などの強化に向けて、止水パネルの導入を進める。
止水板の導入は、8月の千葉豪雨で被害を受けた店舗から優先的に行なう。今後は自治体のハザードマップなどを踏まえ、浸水リスクが高い地域の店舗へ順次設置していく。
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