「本業が作家で、副業で大学講師」と話す松本清張賞作家の額賀澪が"日藝で大学教員"を続ける理由、アカデミックシフト18 | キャリア・教育 | 東洋経済オンライン

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西田 浩史 追手門学院大学客員教授、ルートマップマガジン社取締役・編集長
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追手門学院大学客員教授でもある西田浩史氏が、大学教員の「選別ロジック」の実態を解き明かす連載の第18回(隔週連載)。
作家・額賀澪氏は、大正大学表現学部で客員准教授を、母校である日本大学芸術学部(日藝)文芸学科で非常勤講師を務める。長編小説『沖晴くんの涙を殺して』は広瀬アリス主演で映画化、今年10月から全国公開される。まさに今、勢いに乗る作家だ。「本業が作家で、副業で大学講師をしているつもり」と話す額賀氏だからこそ見える、実務家教員、それと大学の課題とは何か。
作家で大学講師の額賀澪氏
『大学特集 本当に強い大学2026 (週刊東洋経済臨時増刊)』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします
前回は、日本航空(JAL)でキャリアを始め、その後6つの大学を渡り歩いてきた桜美林大学ビジネスマネジメント学群の戸崎肇教授を取り上げた。戸崎氏のキャリアから見えてきたのは、「断らない」「専門を広げる」「複数の世界を持つ」という3つの法則だった。
今回は、作家であり、大正大学表現学部客員准教授、日本大学芸術学部非常勤講師である額賀澪氏だ。
額賀氏の話を聞いていて印象的だったのは、大学という「場」と、そこで学ぶ学生たちの状況をかなり細かく見ていることだ。考えてみれば、これは作家としての仕事とも重なる。額賀氏の小説は、その物語を象徴する場所や場面も丁寧に描かれている作品が多い。人がいまどんな状況に置かれ、何を感じ、どう動こうとしているのかを捉える。そうした作家として培ってきた観察力や状況判断そのものが、大学で学生と向き合う際にも生かされているのかもしれない。
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西田 浩史 追手門学院大学客員教授、ルートマップマガジン社取締役・編集長
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にしだ・ひろふみHirofumi Nishida
2016年ダイヤモンド社『週刊ダイヤモンド』記者、学習塾業界誌『月刊私塾界』『月刊塾と教育』記者を経て、19年追手門学院大学アサーティブ研究センター客員研究員、20年より現職。これまで全国5000塾、延べ2万人の教育関係者を取材。東洋経済オンラインにて「アカデミックシフト 社会人から大学教授になる方法」を連載中。著書に『総合型選抜は何を評価するのか いますぐ知っておきたい新しい大学入試のリアル』(かんき出版)がある。
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