フィリピンのドゥテルテ前大統領に裁判能力 11月末に公判開始へ―ICC
【ブリュッセル時事】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)は8日、フィリピンのドゥテルテ前大統領(81)について、裁判を受ける能力があると認定したと発表した。公判は11月30日に始まる予定。同氏は大統領在任中(2016~22年)に「麻薬戦争」で密売人らの超法規的殺害を命じたとされ、「人道に対する罪」で起訴されている。
弁護側はドゥテルテ氏の認知能力が低下しているとして、裁判を受けることは困難だと主張していた。しかし、独立した専門家委員会は、訴追内容や裁判手続きを理解し、弁護人に指示する能力があると全員一致で判断。裁判部はこれを踏まえ、9月28日付で裁判能力を認定した。今後も健康状態を継続的に監視するという。
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