シベリアのペスト研究所員死亡 ロシア「菌検出せず」、米は注視
感染症の監視に当たるロシア消費者権利保護・福祉監督庁のフェンスに掲げられた同機関のロゴ=5日、モスクワ(AFP時事)
【モスクワAFP時事】ロシア・東シベリアのイルクーツク州で今月、ペスト対策研究所に勤務する28歳女性が死亡したと報じられ、内外に波紋が広がっている。ロシア当局は5日、女性の検体からペスト菌は「検出されなかった」と主張し、火消しに躍起だ。
独立系メディア「バイカルの人々」は先に、試験管が割れて女性がペストに感染した可能性があると報道。接触したとみられる約200人が隔離されたと伝えた。
これに対し、コブゼフ同州知事は5日、通信アプリ「テレグラム」に、女性は原因不明の肺炎で亡くなったと投稿。消費者権利保護・福祉監督庁が発表した検査結果を引用し、公衆衛生状況は「安定している」と述べた。ペスコフ大統領報道官も「うわさや臆測でなく、公式発表を信頼すべきだ」と強調した。
報道を受け、トランプ米大統領は5日、記者団に「できる限り彼らを支援する」と発言。ルビオ米国務長官は「引き続き注視するが、警戒が必要な事態とは見なしていない」と話した。
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