ロシア産軽油タンカーが針路変更 米との取引「頓挫」か―英紙
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英紙フィナンシャル・タイムズは4日、米ロ首脳の合意に基づきロシア産軽油を米国に運んでいたタンカー2隻が針路を変更したと報じた。米企業はロシアから軽油を購入する法的リスクを懸念しているとされ、取引は頓挫する可能性がある。
同紙によれば、タンカー2隻はいずれも西側諸国の制裁対象に指定されている。うち1隻は2日、目的地を米大西洋沿岸からブラジルに変更。もう1隻は地中海方面に針路を変えた。3隻目は米国への航行を続けているが、荷揚げ港は確定していないとみられる。
トランプ大統領とプーチン大統領は10月、ロシア産軽油の対米供給で合意した。米共和、民主両党の議員は、ウクライナ侵攻の戦費調達を防ぐためロシア産エネルギーの輸入を禁じた法に反するとして撤回を要求。調査会社ケプラーのアナリストは「規制や制裁に関する問題で米国の買い手がちゅうちょしているのは明らかだ」と指摘した。
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