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Friday, October 16, 2026

[ITmedia News] Amazon、Beeの新AIデバイス2機種発表 リストバンド型とスマホ装着型、会話を要約し「Alexa+」と連携

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 米Amazonは10月15日(現地時間)、傘下のBeeブランドのAIデバイス2機種を発表した。手首などに着ける「Bee Frontier」と、スマートフォンの背面にマグネットで装着する「Bee Eclipse」だ。いずれも会話を聞き取り、要約やToDo、リマインダーなどを作成する。米国での価格はBee Frontierが74.99ドル、Bee Eclipseが99.99ドルから。日本での発売については言及していない。

Bee FrontierとBee Eclipse(画像:Amazon)

 Beeは、会話を自動で文字起こし・要約するAIリストバンドを開発していた米新興企業で、Amazonが2025年7月に買収した。Amazonは初代製品を「Bee Pioneer」と呼んでおり、Bee Frontierはその次世代機に当たる。

 Bee Frontierは手首に着けるほか、クリップで衣服に留めても使える。本体サイズは36×19×13.4mm。IP67の防水・防塵性能を備え、バッテリーは最大7日間持つ。充電ポートはUSB Type-C。2基のMEMSマイクとノイズフィルタリング機能により、レストランやオフィスなど騒がしい場所でも必要な会話を聞き取れるという。40以上の言語を理解できる(日本語に対応するかどうかは発表文には記載されていない)。

(画像:Amazon)

 操作ボタンを押すと起動し、緑色のLEDが点灯して動作中であることを示す。ボタンには音声メモや質問の機能を割り当てることもできる。一定時間音がしない場合に自動でオフにする設定も可能だ。カラーはOnyx、Lavender、Sageの3色で、Amazon.comで販売を始めた。

Bee Frontierの販売ページ

 Bee Eclipseは、本体サイズが56×85.6×4.6mmと、クレジットカードほどの大きさの薄型デバイス。付属のマグネットアクセサリーでスマートフォンに装着し、「MagSafe」にも対応する。4基のMEMSマイクに加え、振動を検知するマイクを搭載し、通話の双方の音声を認識できる。通話中に録音を開始するたびに、相手の同意を得るよう促す通知が表示される。バッテリーは1回の充電で21日間持つ。カラーはSilver、Midnight、Honey、Blushの4色で、近日発売予定。

スマートフォンの背面に装着したBee Eclipse(画像:Amazon)

 要約はBeeのモバイルアプリのほか、新たに提供するデスクトップアプリでも確認できる。講義やブレインストーミングなど、用途別のテンプレートも用意した。「Gmail」「Googleカレンダー」「Microsoft Outlook」と連携すれば、会議後のアクションアイテム提示やフォローアップメールの下書き作成、カレンダーへの招待登録なども行える。Appleの「HealthKit」や写真との連携にも対応する。

 新たにAIアシスタント「Alexa+」およびAmazon.comとの連携機能も追加した。Alexa+と連携すれば、スマートフォンを取り出さずに会議の要約やToDoをEchoデバイスのAlexaに尋ねられる。Amazon.comと連携すると、会話で話題にした商品がAmazonのトップページやBeeのアプリにおすすめとして表示される。

 これらのデバイスは、Amazonが9月に公開したセキュリティアーキテクチャ「Bee Private Compute」を基盤としている。音声はリアルタイムで文字起こしした後、保存せずに破棄する。文字起こしや要約はデバイスだけが生成・管理する鍵で暗号化され、Amazonを含め誰もアクセスできない隔離環境で処理されるという。デバイスはデータを送る前に、サーバが承認済みのソフトウェアを実行しているかを検証する。技術基盤には「AWS Nitro System」と「NitroTPM」を採用した。Amazonは、セキュリティ企業Trail of Bitsによる第三者監査の報告書と技術ホワイトペーパーも公開している。

 購入者は追加料金なしで会話の要約や振り返り、14日分のメモリ機能を利用できる。全会話を検索できる機能や、Alexa+、Amazon.com、サードパーティアプリとの連携、ToDoの提案、チャットアシスタント、高度なモデルやテンプレート、デスクトップアプリなどの利用には、月額11.99ドルの有料プラン「Bee Pro」への加入が必要。新規ユーザーはBee Proを30日間無料で利用できる。

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