「トランプ後継」バンス氏に注目 対抗馬ルビオ氏は欠席―米共和党大会
バンス米副大統領(左)とルビオ国務長官(右)=4月23日、ホワイトハウス(EPA時事)
【ダラス時事】米テキサス州ダラスで開かれた与党共和党大会では、バンス副大統領が最終日10日の基調演説に臨み、11月の中間選挙での勝利を誓った。2028年大統領選の共和党の有力候補に取り沙汰されるバンス氏にとって、党内での注目度と求心力を高める機会となった一方で、中間選挙の結果次第では、責任の一端を問われかねないリスクもはらむ。
バンス氏は冒頭、「この国がより貧しく危険になりつつあることに気付いたがために、人種差別主義者呼ばわりされることにわれわれはうんざりしていた」と聴衆に呼び掛け、共感を誘った。次期大統領(48代)を意味する「48」を連呼する声が会場に響くと、「まず11月にやるべきことに取り組まなければならない。先を考えるのはそれからだ」と笑みを浮かべる場面もあった。
貧しい家庭で育ったバンス氏は、草の根保守層に支持基盤を持つ政治家と見なされ、トランプ大統領の岩盤支持層「MAGA(マガ)」の間で一定の評価を得ている。対抗馬と目されるのが、MAGAに属さない伝統的保守派が期待を寄せるルビオ国務長官だ。
ルビオ氏は外遊のため党大会出席を見送ったが、ベセント財務長官やケネディ厚生長官ら複数の閣僚も参加する中で、ルビオ氏の「不在」は逆に目立つ結果となった。
党大会に参加したダラスの建設業ウェス・ホランドさんは、「良い候補だ」とバンス氏を評価。その直後、「私はマルコ(ルビオ)が好きだ。すごく賢い」と打ち明けた。
参加者の一人で、労働者家庭の出身だというテキサス州エルパソの学生イーサン・ジョンソンさんは「今のところはバンス支持だ」と話した。「『もしかしたらマルコの方がいいかもしれない』と思わせる何かが出てくるまでは、この立場を変えるつもりはない」。
![]()
KioskNews shows a cleaned-up reading view extracted from the publisher’s page — the original always lives on their site, not ours.