日本製鉄、USスチールに4700億円 熱延設備へ投資、最大規模
【ニューヨーク時事】日本製鉄が買収した米鉄鋼大手USスチールは22日、米東部ペンシルベニア州にあるモンバレー製鉄所での熱延設備新設に約30億ドル(約4700億円)を投資する計画を発表した。日鉄が買収に際し確約した2028年までに110億ドル(約1兆7000億円)を投資する計画の一部で、今回の投資が最大案件になる見通しという。
熱延設備は高温のスラブ(厚板状の鋼片)を薄い板に引き延ばす設備で、29年後半の生産開始を目指している。日鉄が得意とする自動車向け鋼板などの製造拡大につなげ、USスチールの競争力向上を図る。
日鉄は当初、モンバレー製鉄所に3年間で最大25億ドル規模の投資を見込んでいたが、人件費の上昇やインフレなどを織り込んだことで上振れする格好となる。
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