【いつモノコト】イヤーカフ型でも低音しっかり 夜の散歩が楽しくなる「Comfo Bass Pro」
EDIFIER Comfo Bass Pro
筆者は夜に散歩をするのが日課になっていて、歩いているあいだに音楽やポッドキャストを聴きたいと思うようになりました。ただ、耳をふさぐイヤフォンだと周りの音が聞こえにくく、夜道ではどうしても気になります。そこで候補に挙がったのが耳の穴をふさがないイヤーカフ型です。
イヤーカフ型自体は以前にも使ったことがあります。当時は、5,000円以下の手頃な製品だったこともあり音はそれなりでしたが、価格を考えれば妥当だと割り切っていました。
最近のものは音もいいと聞き、探して見つけたのがEDIFIERの「Comfo Bass Pro」です。EDIFIERはデスクトップスピーカーでコスパがいいと聞いていたメーカーで、発売記念のセールで価格も下がっていたので試してみることにしました。価格はアマゾンで13,980円ですが、30%オフのクーポンを使って1万円以下で購入できました。
Comfo Bass Proは12mmのダイナミックドライバーを搭載し、Bluetooth 6.1に対応します。音の伝送方式(コーデック)は、高音質のLDACのほかAACとSBCが使えます。再生時間はイヤフォン単体で12時間、ケースの充電を合わせると最大48時間です。
イヤフォンはIP56相当の防塵防水に対応しているので、汗をかく季節の散歩や、筆者はしませんがランニングなどでも安心して使えそうです。2台の機器に同時につなげるマルチポイントにも対応しています。
Comfo Bass Proのイヤフォン。弧を描くワイヤーの両端に、耳の裏にくるパーツと耳の穴の手前で音を出すパーツが付いている
装着はワイヤー部分を耳のふちに引っかけて挟み込むだけです。散歩は30分ほどですが、歩いているあいだにズレることはなく、耳が痛くなることもありませんでした。重量も左右で実測12.8gと軽量です。
ワイヤーを耳のふちに引っかけて挟む。耳の穴は開いたまま
イヤフォンは左右合わせて12.8g
ケースに収めた状態だと49.6g
充電はケースのUSB Type-Cから行ないます。ポートは背面でLEDは正面にあるので、ケーブルを挿したままでも充電の状態がわかります。
充電中はケース正面のLEDが点灯する。USB Type-Cのポートは背面にある
最初に音を聴いたときはイヤーカフ型でもこんなに音がいいのかと驚きました。以前使っていた製品とは価格帯がまったく違うので単純には比べられませんが、低音がしっかり出ていて音の広がりもよく感じました。筆者は普段iPhoneでつないでいるので、高音質のLDACではなくAACでの接続です。それでも聴いていて悪い印象はなく、屋外ではもともと周りの音がある程度入ってくるので、散歩で聴くぶんには十分だと感じています。
EDIFIERの専用アプリ「ConneX」では、イコライザーを5種類から選べます。ポッドキャストを聴いた日はボーカルを選びました。音楽を聴くときは、音に広がりを持たせるDolby Audioをオンにして使っています。Dolby Audioをオンにするとイコライザーはオフになるので、聴くものに合わせてどちらかを選ぶ形です。
ConneXアプリのイコライザー画面。EDIFIER、ダイナミック、ボーカル、低音ブースト、カスタマイズの5種類から選べる
使ってみて便利だと感じたのが、左右どちらの耳に着けてもいい点。着けた耳をイヤフォンが自動で判別してくれるので、LとRを気にする必要がありません。
特に助かるのは散歩から帰ってきたあと。散歩にはケースを持たずに出るので、帰ってきてもイヤフォンはしばらくポケットやデスクの上に置いたままになりがちです。あとからケースに戻すときも左右を確かめずにそのまま収められるので、かなり楽に感じました。
タッチ操作の作りも気に入っています。Comfo Bass Proは1回タップしても何も反応しない作りで、操作は2回タップと3回タップだけ。アプリでもこの2つにしか機能を割り当てられません。
タッチ操作の設定画面。左右のイヤフォンそれぞれで、2回押しと3回押しに再生や曲送りなどの機能を割り当てる
以前使っていたイヤーカフ型では、ふとした拍子にタッチセンサー部分に触れて曲が止まってしまうことがありました。1回では反応しないので、こうした止まり方を気にしなくてよくなります。
アプリにはタップ感度の調整と運動中に感度を少し下げる設定もあります。筆者はこの設定をオフのまま夜の散歩に出てみましたが、歩いている途中に誤動作することはありませんでした。
タップ感度の設定画面。スライダーで感度を変えられるほか、運動中だけ反応を鈍くするモードもある
耳がふさがらないので、家の中で家事をしながら使うのにも向いています。音楽を流していても、家族に呼ばれればすぐに気付けます。
外すと再生が止まる装着検出にも対応していて、アプリで動作を3通りから選べます。筆者は外すと止まるだけの設定にしていて、聴きたいときは2回タップで再生しています。
装着検出の設定。外すと一時停止して着けても再開しない、着けると再開する、検出オフの3通りから選べる
基本的には満足していますが、強いて気になる点を挙げるなら装着検出の再開の動きです。着け直すと再生を再開する設定にすると、ケースに戻したあとで取り出して着けたときにも勝手に再生が始まってしまいました。ちょっと外しただけなら再開してほしいものの、ケースにしまってしばらく経ったら再開しない動きだと理想的です。
とはいえ、イヤーカフ型は着けたままでも周りの声が聞こえるので、少しだけ外す場面自体があまりないのかもしれませんし、2回タップで再生を始められるので実際に困っているわけでもありません。むしろ、ケースから出して着けるだけでスマホを触らずに再生が始まるのは人によっては便利な動きなので、このあたりは好みによるかなと。
以前使っていたイヤーカフ型では音は仕方ないと割り切っていましたが、Comfo Bass Proなら散歩の時間に音楽もしっかりといい音で楽しめます。左右を気にせず着けられてちょっと触れたくらいでは止まらないので、使っていて小さなストレスがかなり少なく感じます。イヤーカフ型の音に物足りなさを感じていた人や、散歩や家事の合間に気軽に音楽を流したい人には、候補に入れてみてほしいと思います。
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