AnthropicのIPO目論見書草案で118兆円超えの支出予定が判明、2026年上半期は約12兆円の純損失&売上は半年で10倍以上の成長
一方で、2026年上半期の売上高も163億ドル(約2兆円)と前年同期の11億ドル(約1700億円)から急増しました。IPO草案では、売上高の約5分の1がわずか2社の顧客によるものであり、収益の「かなりの部分」が「当面の間、限られた数の顧客から得られる」と予想されています。
同期間中、Anthropicはコンピューティング能力とインフラに約90億ドル(約1兆4000億円)を費やしました。これは、前年同期にインフラ整備に費やされた23億ドル(約3600億円)から4倍近く増加した額となります。さらに、今後7~10年間でクラウドコンピューティング契約を約4500億ドル(約71兆円)支払う予定であることや、インフラ費用は最大で7500億ドルまで増加する可能性があるとIPO資料は示しています。
Anthropicは従来、Amazon Web Services(AWS)、Google、Microsoftなど大手クラウドプロバイダーとクラウドコンピューティング契約をしています。Anthropicはそれらのパートナーが提供する以上の能力へのアクセスを求めていることも明らかになりました。
そのほか、Anthropicはデータセンターの建設に対する政治的抵抗の高まりをリスクとして挙げています。IPO草案ではデータセンターに対する抵抗が「管轄区域間でより組織的で調整された状態になっている」と警告しており、関連するプロジェクトに注目を集める可能性があると述べています。
ロイターによると、AnthropicのIPOに対する反応が冷ややかであれば、より広範なAI市場にも影響を及ぼす可能性があり、投資家は「AI市場の短期的な見通しは、Anthropicの株式売却の成功に大きく左右される」と考えているそうです。
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