【現地ルポ】保守の牙城を揺らす民主党の新星「アブドゥル・エルサイード」とは何者か…トランプ支持候補と一騎打ち | 政治・経済・投資 | 東洋経済オンライン

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今、全米の注目が中西部ミシガン州に集まっている。鍛えた上腕筋を黒い半袖Tシャツからのぞかせ、「国民皆健康保険」の実現を訴えるエジプト系の医師アブドゥル・エルサイード氏(41)。8月に彼が民主党の上院議員候補として彗星のごとく現れるや、トランプ大統領やJ・D・ヴァンス副大統領がすかさずエルサイード氏に対して口撃を始めるなど、州戦を超えた場外乱闘に発展している。2028年の大統領選挙の行方をも決定づけかねないミシガン州の戦いを、現地で取材した。
「私は、数年前まで政治活動やデモにはいっさい参加したことがなかった。そんな私みたいな普通の市民を『アブドゥル推し』として立ち上がらせてしまったのが、共和党にとっては、最大の誤算だと思う」
そう語るのはミシガン州北部の人口6000人弱の町、ペトスキーに住むブリアナ・フィンドレーさん(40)だ。
夫のマーク・ワインマンさん(40)とともに、民主党の強いミネソタ州ミネアポリスから2022年、かつてヘミングウェイもこよなく愛したミシガン胡のほとりの町へ移り住んだ。
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ながの みほMiho Nagano
米インベスターズ・ビジネス・デイリー紙記者として5年間勤務し、自動車、バイオテクノロジー、製薬業界などを担当した後に独立。ミシガン州の地元新聞社に勤務した経験もある。
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