[ITmedia News] Aterm設定画面、「PHP使ってないのに.php」なぜ? NECに聞いた
著者
岡田有花
[ITmedia]
NECのルータ「Aterm」の設定用Web画面に「/index.php」と表示される場合があるが、PHPは一切使っていない――NECが10月26日、Atermの製品情報サイトに出したこんな告知が話題になった。
22日に公表されたPHPの脆弱性について、Aterm製品には影響がないことを示すための告知だが、「PHPを使っていないなら、なぜ.phpなんだ?」という疑問や、「過去にPHPを使っていた名残では」といった憶測も流れた。
実際はどうなのか。NECに「なぜ『.php』なのか」を聞いた。
同社によると、Atermの設定画面ではPHP本体や、一般に提供されているPHPの実行環境は使っていない。PHPから移行したわけでもなく、「過去にPHPを使っていた名残」との見方も否定した。
ではなぜ「.php」なのか。
クイック設定画面で「.php」と表示される機種に実装されているのは、「PHPの一部の仕様を参考にした独自のソフトウェア」だ。「PHPの文法に準拠した処理なので、URLに『.php』という拡張子を使用している」そうだ。
この独自ソフトは、管理画面の提供に必要な機能に限定して、PHPの文法の一部を解釈・処理できるよう独自に実装したもの。装置情報の表示など、管理画面の処理に必要な文法の一部でPHPを参考にしているが、PHP本体の実装は流用していないという。
このため、今回のPHP脆弱性に該当する処理機構も使っておらず、影響を受けないことを確認している。
独自ソフトの具体的な実装内容や使用しているプログラミング言語は、「製品内部の実装に関する詳細情報となる」ため、明らかにしなかった。
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