外部登用で変革なるか 工藤氏に再建の期待―プロ野球・中日新監督
低迷にあえぐ中日が、ソフトバンク監督として実績豊富な工藤氏に命運を託すことになった。選手でも指導者でも中日在籍経験のない監督は、1984~86年の山内一弘氏以来。チーム再建と巻き返しへ、外部から登用する決断を下した。
「優勝請負人」と称されるほど勝利の味を知る工藤氏は、まさに適任と言える。チームのここ2シーズンは終盤に盛り返すも、要所で失速。加藤球団社長は「経験も知見もあり、それを球団に注入してくれる人が一番いい」と説明した。
工藤氏はかつて「理想は選手のために全てを尽くせる監督」と話したことがある。筑波大大学院で学んだスポーツ医学やトレーニング理論を生かした指導も強み。今季の中日は中継ぎ陣の不振で逆転負けも多く、将来を見据えた育成や強化にも期待がかかる。
チームへの合流時期は調整中。既に個人の予定が入っている中、秋季キャンプなどに顔を出す考えもあるという。初めての球団ながら、本拠地は出身地の愛知県。新監督に相談した上で編成やコーチ人事を主導するという球団にも、変革へ向けた覚悟が求められる。
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