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Thursday, October 1, 2026

実質支配者、法人に報告義務 トクリュウ実態解明狙う―新法原案判明、臨時国会提出へ

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首相官邸に入る高市早苗首相=1日午前、東京・永田町

首相官邸に入る高市早苗首相=1日午前、東京・永田町

 マネーロンダリング(資金洗浄)対策や経済安全保障の強化に向け、法人の実質的支配者(ベネフィシャルオーナー、BO)を把握するための政府の新法案の原案が1日、判明した。法人に実質的支配者の氏名、住所、生年月日、国籍情報の届け出を義務付けるのが柱。与党の了承を得られれば、政府は5日召集の臨時国会に提出する方針だ。

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 実態のないダミー会社を悪用したマネロンの手口は年々、複雑化・巧妙化している。政府は法人支配者の透明化により、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)などの実態解明につなげたい考えだ。外国人による土地所有の状況を把握する狙いもある。

 届け出義務を課すのは、国内に本店や主たる事務所を持つ全ての内国法人(上場企業を除く)と一部の外国法人。外国法人は(1)国内で継続的に取引を行う(2)国内に事務所を持つ(3)国内の不動産を所有する―を条件とする。

 対象法人は設立時などにBOに関する情報を法務局に届け出る必要がある。違反した場合、書面などで催告した上で罰則を科す。

 BOは議決権の25%超を直接または間接に保有する個人などを指す。BO情報は公簿に記載し、行政機関や銀行など特定事業者が閲覧できるようにする。

 国際組織「金融活動作業部会」(FATF)は各国にBO情報の把握などに向けた法整備を求めており、先進7カ国(G7)では日本だけ法整備が遅れている。FATFは2028年夏ごろに対日審査を行う。

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