マックが仕掛ける「バーガーなし」390円セットの真の狙い――コスパ優位でカフェ市場の勢力図を変えるか? | ビジネス | 東洋経済オンライン

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「まさかバーガーなしのセットを出すとは……」――ある外食企業の関係者は驚きの声を上げた。
ハンバーガー最大手「マクドナルド」は、サイドメニューとドリンクを組み合わせたセットメニュー「390ペア」を10月21日から開始した。
新たに導入されたこのセットでは、マックフライポテトやチキンマックナゲットなど5種類のサイドメニューと、Mサイズのドリンク10種類からそれぞれ好きなものを選ぶことができる。価格は税込390円で、14時から閉店まで注文可能だ。
マクドナルドといえば、ハンバーガーなどの食事利用を想起する人が多いだろう。一方で、同社が目下取り組んでいるのがカフェタイム(アイドルタイム)での利用促進だ。
実際、マクドナルドをはじめとする多くのハンバーガーチェーンにとって、15時頃のカフェタイムは利用者がそれほど多くない。最も利用されるのはやはりランチタイムである。
カフェタイムに課題が残っていた
マクドナルドのランチタイムは平日・休日を問わず、注文や商品の提供を待つ人であふれている。注文用タッチパネルの設置やモバイルオーダーによって注文作業自体は効率化されているものの、テイクアウトやデリバリーの注文も多く、これ以上客数を伸ばすのは難しい状況だ。
そこで、近年は朝や夜の集客施策に力を入れてきた。「朝マック」や、100円の追加でパティを2倍にできる「夜マック」の導入により、ランチ以外での集客力を高めてきた。
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かねこ ひろきHiroki Kaneko
横浜市出身で早稲田大学政治経済学部を卒業。2023年4月東洋経済新報社入社。現在は外食業界を担当。食品ロスや排出量取引など環境問題に関心。
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