[ITmedia News] デジハリ大、「Claude」を全学導入へ──国内初、“回数気にせず”使い放題に
著者
林裕也
[ITmedia]
デジタルハリウッド大学(DHU、東京都千代田区)は10月14日、米Anthropicの生成AI「Claude」を全学に導入すると発表した。11月から、全学生・全教職員が大学発行のアカウントで、利用量や費用を気にせずClaudeを使えるようになる。国内の大学におけるClaudeの全学導入は同学が初だという。
Claudeの全学導入を発表したデジタルハリウッド大学(出典:プレスリリース)
DHUは9月から、複数の生成AIを共通で使える「全学AI基盤」と、授業ごとにAIティーチングアシスタントが付く教育プラットフォーム「キャンパスポータル」を運用しており、Claudeはこの基盤に加わる形だ。アカウントを配るだけでなく、授業や学習の記録と結び付けて、AIで考え、つくる力を育てる狙いがあるという。
活用例としては、学部での映像・ゲームなどの制作やその壁打ち、大学院での調査・分析や論文執筆の補助、事務業務の効率化を挙げる。併せて、AIの利用を前提に課題を設計して成果を評価する形へ教育を組み替え、成果物へのAI利用の申告や、著作物・個人情報の取り扱いに関する学内規程も整える。
大学の生成AI導入、ChatGPT・Geminiが先行
生成AIを全学規模で取り入れる大学は既に広がっている。東北大学は2023年5月に全国の大学に先駆けてChatGPTを導入し、滋賀大学は25年4月、教育機関向けプラン「ChatGPT Edu」を国内で初めて全学部に導入した。26年4月には追手門学院大学が「Gemini」を全学生向けに公開するなど、採用はChatGPT以外にも広がっており、ここにClaudeも加わる形だ。
Anthropicは25年4月に教育機関向けプラン「Claude for Education」を開始した。Anthropic Japanの東條英俊代表執行役社長は、DHUのプレスリリースに「学生の頃から高度なAIを日常的に使い、その可能性と限界を理解した上で責任を持って活用する経験は、これからの社会で大きな糧になる」とコメントを寄せている。
KioskNews shows a cleaned-up reading view extracted from the publisher’s page — the original always lives on their site, not ours.