〈本当に強い大学ランキング〉26年版・北海道・東北編、対象63校のトップは東北大、2位は北大、国際教養大など公立も上位 | キャリア・教育 | 東洋経済オンライン

18歳人口が急減する日本。オンラインなど多様な学びが広がる中、日本の大学は今後どう変わっていくのか? そして、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『週刊東洋経済』では毎年、臨時増刊『本当に強い大学』を刊行し、最新の大学の現状や課題をまとめている。ここでは、その誌面で作成・利用するデータ等を活用し、各種ランキングを作成している。今回は、「本当に強い大学ランキング」2026年版の地域別版(北海道・東北)だ。
「本当に強い大学ランキング」は、比較可能な定量データを用いて、受験偏差値では測れない大学の実力を算出するランキングだ(全国のトップ300大学のランキングはこちら)。
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2006年から、指標や対象大学数に若干の変更はあるものの、ほぼ同じ方式で毎年ランキングを発表している。
対象は、800以上にのぼる日本の大学のうち、本誌が今年3月に実施したアンケートに回答し、かつ24年度の財務諸表が入手できた大学。また今回から『本当に強い大学』の「大学四季報」に有力大学として掲載している総合大学などは回答の有無にかかわらず対象としている。
比較が難しい株式会社立大学や文部科学省管轄外法人、大学院大学、専門職大学などは対象外としている。結果、国公私立合わせて544大学がランキングの対象になっている。
ランキングで重視しているのは大学の4つの力。1つ目は学生に付加価値を与える「教育・研究力」、2つ目は教育力のわかりやすい成果である「就職力」、3つ目はそうしたアウトプットの基盤となる「財務力」で、4つ目はグローバル時代への対応力を見る「国際力」である。
総合評価で北海道・東北地区の大学をランキング
今回は、北海道・東北圏にメインキャンパスを置く大学に限定して、上位34校の「本当に強い大学」を紹介していく。なお対象大学は、63大学となっている。ランキングでは、総合ポイントのほか、総合順位も記載している。
1位は仙台市にある東北大学。総合5位で、国立大学として東京大学、京都大学に次ぐナンバー3だ。科学研究費補助金(科研費)や有名企業400社への就職率(400社就職率)、海外留学協定校数などが高かった。政府の10兆円ファンドの支援対象となる「国際卓越研究大学」の第1号として認定されている。27年度には、学部を定めず入学する特別教育プログラム「東北大学ゲートウェイカレッジ」の開設を予定する。全学部が運営に参画し授業は英語で行う。学生は1・2年次に自身で計画を立てて多様な分野の科目を履修、3年次から5つの「系」に分かれる。
2位は北海道大学。海外留学協定校数、外国人学生比率など、国際力の数値が高い。就職後の上場企業役員数や400社就職率も高レベルだ。25年4月、「グリーントランスフォーメーション(GX)先導研究センター」を開設し、北海道GXの拠点とする構想が進む。先端半導体を核とする新産業創出を目指す「北海道デジタルパーク構想」も推進している。
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きしもと よしひろYoshihiro Kishimoto
1996年東洋経済新報社入社。以来各種企業調査にかかわる。『CSR企業総覧』編集長として、CSR調査、各種企業評価を長年担当。著書に『指標とランキングでわかる! 本当のホワイト企業の見つけ方』など。2023年4月から編集局記者、編集委員、2023年版から『本当に強い大学』編集長。
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