北朝鮮兵捕虜を韓国に移送 侵攻後初めて―ウクライナ大統領
ウクライナ軍の捕虜になった北朝鮮兵士とされる人物=2025年1月、ゼレンスキー大統領がSNSで公開(AFP時事)
【ソウル時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、国連総会の一般討論演説で、ロシアによるウクライナ侵攻支援のため派遣され、ウクライナ軍の捕虜になった北朝鮮兵士2人を韓国に送ったと明らかにした。2人は捕虜になった後、韓国への亡命の意思を示していた。韓国政府も移送を事実上認めた。
冬までに緊張緩和訴え ロシアのウクライナ侵攻で―ゼレンスキー氏
韓国メディアによると、ウクライナ軍の捕虜になった北朝鮮兵士の韓国移送は初めて。
ゼレンスキー氏は「1人は自分が捕虜になると分かった時、自殺を図り、運命が自分を死なせなかったことに衝撃を受けていた」と指摘。「これが北朝鮮で人々を育てるやり方だ。彼らの自由と選択する権利を奪っている」と批判した。また、金正恩朝鮮労働党総書記について「兵士を通貨のように利用し見返りを得ている」と非難した。
韓国外務省当局者は時事通信の取材に「ウクライナ側をはじめ関係国・機関と必要な意思疎通と協議を行ってきた」と説明。「当事者や家族の身の安全に関わる敏感な事案だ」として、時期や経路などの確認は避けた。
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