都営線保守6社の談合認定へ 5社に排除命令、課徴金5億円の見通し―落札、路線ごとに事前決定・公取委
公正取引委員会=東京都港区
都営地下鉄などの軌道保守工事の入札を巡り、東証プライム上場の「東鉄工業」(東京都品川区)など工事会社6社が談合したとして、公正取引委員会が独禁法違反(不当な取引制限)を認定する方針を固めたことが13日、関係者への取材で分かった。うち5社に排除措置命令と課徴金納付命令を出し、課徴金は計約5億円となる見通し。
5社は東鉄工業のほか「坪井工業」(中央区)、「早川建設」(台東区)、「日信工業」(川崎市)、JR九州グループの「三軌建設」(福岡市)。「東急軌道工業」(川崎市)も違反認定されるが、公取委の調査前に自主申告したため、課徴金減免制度の適用で処分は免れるもようだ。
関係者によると、6社は数年前から都営浅草、三田、新宿、大江戸の地下鉄各線と都電荒川線、日暮里・舎人ライナーのレール交換などの軌道保守工事入札で事前に受注予定社を決めていた。大半は路線ごとに特定の会社が落札していたという。
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