阪大・慶応大発の創薬ベンチャー「クリングルファーマ」、今期営業赤字が縮小見込みの背景 | 政治・経済・投資 | 東洋経済オンライン

クリングルファーマはHGF(肝細胞増殖因子)タンパク質を用いて、難治性疾患治療薬を開発するバイオベンチャーだ(イメージ写真:Mills/PIXTA)
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大阪大学・慶應義塾大学発の創薬ベンチャーであるクリングルファーマの今2026年9月期の利益予想を東洋経済は上方修正する。売上高は従来予想(会社四季報26年4集の記載数値)の4億8000万円から4億4000万円に引き下げるが、営業損益は9億3000万円の赤字から8億円の赤字に縮小する見込みだ。
会社は9月16日に今期業績修正を発表した。売上高は従来計画の3億3200万円から4億4200万円に増額、営業赤字額が10億1800万円から8億円に縮小。開発中の声帯瘢痕治療薬で丸石製薬から国内独占販売契約の一時金1億円が入る。加えて声帯瘢痕の市販用製剤開発費などの計上時期が来27年9月期にずれこむため、1億円強の研究開発費が予想比で減る。
すでに7月15日に声帯瘢痕の国内販売での丸石製薬との契約合意は発表済み。今期中の契約締結予定ということで東洋経済は1億5000万得円程度の一時金が今期内計上すると見込み、従来予想を組み立てていた。この一時金見込みのずれ、および新たに会社から発表された研究開発費ずれ込みをもとに東洋経済も会社の今期修正予想に合わせる。
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おおにし ふじおFujio Onishi
医薬品業界を担当。自動車メーカーを経て、1990年東洋経済新報社入社。『会社四季報』『週刊東洋経済』編集部、ゼネコン、自動車、保険、繊維、商社、石油エネルギーなどの業界担当を歴任。
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