KDDIとnewmo、自動運転タクシーで資本業務提携 大阪・堺から全国へ
newmoの自動運転タクシー車両
タクシー事業を展開するnewmoとKDDIは6日、自動運転タクシーの社会実装に向けた資本提携を締結した。KDDIは、通信、AI計算基盤、遠隔監視、高精度位置測位などの技術を提供し、newmoが持つ自動運転技術と組み合わせて、2028年に大阪府堺市での自動運転タクシーの商用化を目指す。
newmoとKDDI、KDDIスマートモビリティの3社が、地域の交通課題解決に向けたモビリティ関連事業で協力する。堺市での自動運転タクシーの商用化に加え、KDDIスマートモビリティのAIオンデマンド交通や自動運転バス・シャトルと連携し、堺市で開発・検証した自動運転タクシーの運行機能を、全国の地域交通事業者に提供することを検討していく。
将来的には、KDDIグループの通信・金融・小売サービスや他産業と連携し、自動運転タクシーを活用した新たなサービスの創出を目指すという。
KDDIとKDDIスマートモビリティは、newmoが事務局を務める「堺市自動運転タクシー実装コンソーシアム」に参画している。newmoは、自動運転AIモデルの学習にKDDIのAI計算基盤を活用してきた。KDDIは堺を「AI実装の発進基地」と位置づけており、同地域での連携を起点として、自動運転タクシーの商用化と他地域への展開の加速を目指す。
KDDIの勝木朋彦常務は第2四半期決算説明会において、提携の意義を「まずは大阪・堺での実証実験に協力し、newmoの計算資源として、堺のGPUを提供するほか、遠隔支援のモバイルコントロールセンターを提供する。newmo自身は、多くのタクシー会社をM&Aで取得し、神奈川、軽井沢、沖縄などに広げているが、堺でプレトレーニングした技術を全国に広げていくために協力していく」と説明。KDDIの松田浩路社長は、「我々のコンピューティングと、コネクティビティをモビリティの領域でどう広げていくかというチャレンジ」と語った。
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