ノーベル平和賞ピレイ氏、ICC訪問 米制裁下で激励、赤根氏は祝福
12日、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)を訪問したピレイ氏(左から2人目)と赤根智子所長(同3人目)(ICCのウェブサイトから)
【ブリュッセル時事】今年のノーベル平和賞受賞が決まったナビ・ピレイ元国際刑事裁判所(ICC)判事(85)が12日、オランダ・ハーグのICC本部を訪問し、幹部や職員と面会した。赤根智子所長は受賞決定を祝福した。ICCが同日発表した。
平和賞にピレイ元国連人権弁務官 南ア出身、ICC判事など歴任―ノーベル賞
ピレイ氏は、トランプ米政権がICC本体を制裁対象に指定するなど圧力を強める中、職員らが困難な状況で重要な役割を果たしていると激励。「彼らの思いやりと勇気が、不処罰の横行を許さないことにつながっている」と述べた。
ピレイ氏は南アフリカ出身。ルワンダ国際法廷所長を経て、2003~08年にICC判事、08~14年に国連人権高等弁務官を歴任した。平和と国際法の推進に尽力した功績が評価され、9日にノーベル平和賞に決まった。
発表によると、赤根氏は12日、今回の受賞について「国際司法が永続的な平和の礎として果たす重要な役割が認められた」と強調した。
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