[ITmedia News] 都内自治体でシステム障害相次ぐ 小平市はHP閲覧できず 復旧の見込み立たず
全国で不正アクセスによる情報漏えい問題が拡大する中、東京都内の自治体でもシステム障害が相次いでいる。小平市は公式Webサイトが閲覧できなくなっており、三鷹市や足立区も一部のサイトが見られない状態だ。Webサイト運営の委託先やサーバ管理会社の不具合によるものとみられるが、復旧の見込みは立っていない。
小平市の公式Webサイトにアクセスすると、「お探しのページを表示できません」との画面が出る。
小平市の公式Webサイトにアクセスすると「お探しのページを表示できません」と出てくる=10月8日午後(平尾孝撮影)
同市では10月7日朝からシステム障害が生じ、市のサイトを閲覧できない状態が続いている。クラウドサービスを提供しているIDCフロンティア(東京都千代田区)に対するランサムウェア(身代金ウイルス)によるサイバー攻撃との関連を指摘する声もあるが、同市の広報担当者は「セキュリティ上の観点から、(関連するかは)答えられない」とコメントした。
現時点では「早期の復旧と情報漏えいの有無についての調査を進める」(広報担当者)ほか、市民への情報提供はSNSを活用する。
三鷹市はWebサイトの内容を英語や中国語などへ自動翻訳するサービスが利用できないと8日に公表。「サービス委託会社からIDCのクラウドサービス障害によるもの」との連絡があったという。同サービスの復旧にめどは立っていないが、それ以外のWebサイト閲覧には影響はない。
足立区は公式Webサイトにアクセスできるものの、「あだち広報」などの一部サイトではアクセスエラーの表示が出る。委託事業者が「データセンターで不具合が起きている」と説明しているという。
武蔵野市でも8日午前から公式Webサイトで障害が発生し、サイト内検索の不具合により検索に時間がかかっている。関係者によると、原因は何者かによる大量のデータアクセスだという。6日と7日にも大量のデータが送りつけられており、警戒感を高めている。
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