[ITmedia News] 接客データ×AI 大丸松坂屋が「売るを解明する」マーケティング新サービス開始
大丸松坂屋百貨店は10月21日、接客の場で得られる顧客データを人工知能(AI)で解析するデータマーケティングサービスを始めた。大丸東京店(東京都千代田区)で運営する複合型体験ストア「明日見世(あすみせ)」に期間限定で出店するブランド向けに提供する。
新たに始めたサービスは「明日見世インサイト」。陳列棚に設置したAIカメラで把握する来店客の動きや、接客担当が記録する客の反応や声をAIが解析。商品が選ばれたり、見送られたりする理由や「改善点」など「次の一手」につながるデータを、グラフ、表を使って視覚的に分かりやすく表示して提供する。
陳列棚に設置した、顧客の動きを把握するAIカメラ=10月21日午前、東京都千代田区
明日見世は実店舗で品定めした後に、電子商取引(EC)サイトで購入する「ショールーミング(SR)」スペースとして2021年に開業。約3カ月に1回ブランドを入れ替えており、24年9月に拡大リニューアル、一部の商品はその場でも購入できるようになった。
宗森耕二社長は21日の発表会で「お客さまのリアルな声をAIでデータ化することで、推測の域を出なかった『なぜ売れるのか』という仮説を真の声に変えていくサービス」と話した。
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