民主、上下両院で多数派奪還 トランプ氏の求心力低下―イラン、物価高響く・米中間選挙
米連邦議会議事堂=3日、ワシントン(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ米政権の評価が問われる中間選挙は3日、全米で投開票が行われた。米メディアによると、野党民主党が上下両院でそれぞれ多数派奪還を確実にした。対イラン軍事作戦や物価高への不満が響き、トランプ大統領率いる与党共和党に逆風となった。トランプ氏の求心力低下は避けられず、残り2年の任期は厳しい政権運営を強いられる。
トランプ氏はニューヨーク・タイムズ紙に、「(選挙の)一連の結果を受け入れる用意がある」と述べた。
CNNテレビによると、全議席が改選される下院(定数435)は米東部時間3日午後11時50分(日本時間4日午後1時50分)現在、共和党が105議席、民主党が177議席の当選を確実にした。民主党は重要法案の通過を阻止し、議会調査権を通じてトランプ政権との対決姿勢を前面に押し出すとみられる。
上院(定数100)は補欠選挙と合わせ35議席が選出対象。共和党は非改選議席31と合わせ39議席、民主党は南部サウスカロライナ州で議席を奪い、接戦州とされたテキサス、オハイオ、カンザス、アイオワ各州も制した。非改選議席34と合わせ51議席を獲得する見通し。アラスカ州では共和党現職と同姓同名の候補が出馬しており、混乱も予想される。
中間選挙では、全50州のうち36州で知事選も実施。共和党の牙城でも接戦が伝えられる。民主党で次期大統領候補に取り沙汰されるペンシルベニア州のシャピロ知事らが勝利を確実にした。南部ジョージア州は民主党のケイシャ・ランス・ボトムズ前アトランタ市長が制し、史上初の黒人女性知事が誕生する。
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