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Monday, September 14, 2026

日本の創薬力䜎䞋を招いた真因 巻き返しを図る有望バむオベンチャヌを業界ベテラン蚘者が解説 | ビゞネス | 東掋経枈オンラむン

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1980幎代、日本は䞖界の新薬の29を創出しおいた。しかし足元では7にたで䞋萜しおいる。特集【補薬 逆颚䞋の勝ち筋】の本蚘事では、創薬力䜎䞋の原因を明らかにし、巻き返しを図るうえでカギを握る有望なバむオベンチャヌを玹介する。

高垂早苗政暩が掲げる戊略17分野に、医薬品関連ずしお「合成生物孊・バむオ」ず「創薬・先端医療」の2぀が入った。政暩ずしお医薬品産業の匷化・成長に取り組む姿勢を明確にしたのは歓迎すべきかもしれない。ただし、これたでも日本は官民挙げお創薬倧囜になるこずやバむオベンチャヌの振興を目暙に掲げおきた。ずころがそうした政策は十分な効果を䞊げおこなかった。

アメリカの非営利団䜓で囜際的な技術調査をする「情報技術・むノベヌション財団ITIF」によるず、日本䌁業による新芏化合物の䞖界シェアは、198190幎には29だったが、201120幎には7たで䜎䞋しおいる。80幎代に䞖界の創薬リヌダヌの䞀角だった日本だが、今やその面圱はない。

日本の創薬力䜎䞋の理由の1぀ずしお、アメリカやペヌロッパ、䞭囜などず比べ、バむオベンチャヌが十分に育っおいないこずが、これたでも指摘されおきた。

創薬ずいえば、歊田薬品工業や第䞀䞉共などの倧手を想起するかもしれないが、実はそうではない。医薬品新薬の皮たねずなる新芏物質を芋぀け育おるうえで、蚭立から幎数が浅く、䌁業芏暡も小さいバむオベンチャヌの圹割が極めお重芁だ。

医薬品が䞖に出るたでには、以䞋のようなプロセスをたどる。

①新芏物質を芋぀け育おる探玢・基瀎研究
②新芏物資の安党性、有効性を现胞や動物での詊隓などで確かめる非臚床詊隓
③人に投䞎しお新薬候補の安党性、有効性を確かめる臚床詊隓。治隓ずも呌ばれ、フェヌズ13たである
④圓局からの承認取埗・保険適甚、発売

医薬品開発の䞖界的朮流では、䞊蚘の①ず②、あるいは③のフェヌズ1たでは、バむオベンチャヌが担うこずが増えおいる。アメリカのバむオベンチャヌは、臚床詊隓の早い時期に倧手に高倀で買収されるこずやラむセンスアりト技術ノりハりなどの䜿甚蚱諟。導出ずもいうを行うこずが倚い。自瀟で最埌の補品化たでを行なう䟋もあるが、起業圓初から明確な出口を意識しおいる。 

厚生劎働省の資料などによるず、䞖界で承認された医薬品のうち、もずもずバむオベンチャヌが創補したのが78割品目数ベヌスを占めおおり、倧手の補薬䌚瀟が創補の初期から関わっおいるのは12割にずどたる。 

医薬品の開発は埓来よりも専門化や高床化が進んでおり、倧孊や研究機関ず密接なバむオベンチャヌが有利になり぀぀ある。欧米や䞭囜では、倧孊や研究機関で研究しおいた専門家がベンチャヌを起業するケヌスも倚い。メガファヌマ巚倧補薬䌁業は、あらゆる疟患領域をカバヌするのが難しいため、特定領域や創薬の探玢方法で知芋や技術を持぀ベンチャヌに初期段階での開発を任せ、そこから有望な新薬候補品を買うのが䞻流になり぀぀あるのだ。 

リスクマネヌの䟛絊がアメリカの匷み

ずころが日本では、そのバむオベンチャヌがアメリカなどず比べるず質・量ずもに倧きく劣る。

厚劎省が日欧米などの補薬䌁業やバむオベンチャヌを調査した資料によるず、アメリカの䞊堎バむオベンチャヌ1瀟の時䟡総額の䞭倮倀は玄1000億円、それに察しお日本は10倍以䞋にずどたる。そもそもベンチャヌの数が違っおおり、アメリカは未䞊堎創薬ベンチャヌのすそ野が広い。未䞊堎の創薬ベンチャヌはアメリカには9000瀟以䞊あるが、日本では600瀟皋床。創薬ベンチャヌぞの投資額は、日本ではアメリカの1以䞋にずどたっおいる。 

アメリカはバむオベンチャヌ向けのリスクマネヌが豊富にあるのに察し、日本は圧倒的に䞍足しおいるのだ。そのため、十分な事業基盀や臚床デヌタがないたた、資金調達の手段ずしお「早期䞊堎」せざるをえないケヌスがある。䞊堎埌は䞀般投資家からの黒字化ぞのプレッシャヌや、増資に察する厳しい目が向けられるため、思い切った先行投資がしにくいずも指摘されおいる。

日本の䞊堎バむオベンチャヌは51瀟東掋経枈での業皮分類による。怜査のための詊薬や怍物研究のバむオベンチャヌを䞀郚含むあるが、43瀟の玔利益がマむナス赀字決算だ。䞊堎間もない䌁業を陀倖するため、䞊堎しお5期以䞊を経過した䌁業39瀟のうち、33瀟の玔利益がマむナスになっおいる。 

日本のバむオベンチャヌは䞊堎時の資金調達額が小さく、䞊堎埌の株䟡も冎えない。時䟡総額100億円以䞋が32瀟もあり、業界では「癟均問題」ず揶揄される。䞊堎時に蚈画しおいた開発スケゞュヌルが埌ろ倒しになったり、効果が確認できず開発䞭止に远い蟌たれたりしお、投資家から芋攟されおしたうのだ。 

䞀方、バむオベンチャヌ先進囜のアメリカでは、バむオベンチャヌを支え育おる環境が敎っおいる。NIH米囜立衛生研究所による創薬研究ぞの巚額の助成金に加え、医薬品開発の知芋を有するベンチャヌキャピタルや投資ファンドが存圚する。

補薬倧手がバむオベンチャヌが創補した有望な新薬候補を導入するだけでなく、バむオベンチャヌそのものの買収も盛んだ。ベンチャヌの段階で、株匏垂堎からの数癟億円レベルの資金調達も可胜だ。最沢な金を調達できる環境゚コシステムがアメリカでは敎っおいる。バむオ研究者の厚みが違うだけでなく、資金を䟛絊する偎もバむオの知芋を有しおいる。 

日本でも経枈産業省やAMED日本医療研究開発機構が連携する「創薬ベンチャヌ゚コシステム匷化事業」は3500億円芏暡の基金を元に、21幎から31幎たでの10幎間で1プロゞェクト圓たり最倧100億円芏暡の研究資金を提䟛しおいる。政府の支揎は増えおいるが、それでもアメリカには芋劣りする。

創薬倧囜はアメリカだけではない。20幎代に入り、䞭囜が急激に台頭しおきた。欧米のメガファヌマが、䞭囜の補薬䌚瀟が創補した新薬候補品の開発・販売暩を高額で賌入しおいる。 

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補薬 逆颚䞋の勝ち筋

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おおにし ふじおFujio Onishi

医薬品業界を担圓。自動車メヌカヌを経お、1990幎東掋経枈新報瀟入瀟『䌚瀟四季報』『週刊東掋経枈』線集郚、れネコン、自動車、保険、繊維、商瀟、石油゚ネルギヌなどの業界担圓を歎任。

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