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Friday, October 2, 2026

高輪ゲートウェイ品川側開発、高輪築堤の土中保存で計画変更

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高輪ゲートウェイシティ(25年3月撮影)

JR東日本は、26年3月にグランドオープンしたTAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)の1~4街区に続き開発を進める5・6街区について、まちづくりと高輪築堤の保存との両立を前提に高輪築堤の一部を現状のままで土中保存することを基本方針とし、そのために現時点において可能な限り計画を変更すると発表した。

高輪ゲートウェイシティは、26年3月にグランドオープンした複合施設。複合棟「リンクピラー1 NORTH/SOUTH」「リンクピラー2」、文化創造棟「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」、住宅棟「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」の4街区で構成される。今後の計画では、5・6街区として1~4街区の品川駅側のエリアで開発が進められる。周辺の鉄道改良を含む基盤整備事業や開発事業等と連携し、「国際交流拠点・品川」の早期実現に貢献するとしている。

高輪築堤は、明治5年(1872年)に日本初の鉄道が開業した際に、海上に線路を敷設するために築かれた鉄道構造物。品川駅改良工事や高輪ゲートウェイシティ開発を進める中で発見された。まちづくりと高輪築堤の保存との両立については、有識者や関係行政機関等で構成された2つの会議体において、1年半を超える期間にわたり検討・議論が行なわれた。

発見された高輪築堤の第7橋梁模型。28年春には、現地保存の築堤第7橋梁部を公開予定(26年3月撮影)

高輪ゲートウェイシティでは歩行者動線「高輪リンクライン」に、高輪築堤にまつわる歴史資料を展示している(25年3月撮影)

JR東日本は、検討・議論を通じた見解・提言を踏まえ、「信号機跡を含む5・6街区間の高輪築堤」(約50m)、「6街区南部の高輪築堤」(約110m)の2カ所を現状のままで土中保存することを基本方針として決定した。そのために、すでに決定している区画道路の変更に加え、現時点において可能な限り建物計画を変更する。

5・6街区間の高輪築堤については今後、具体的な設計や施工計画の検討の中で、現状のままで土中保存する範囲の拡大に取り組む。現状のままで土中保存する箇所以外は、関係各所と連携し、これまでの高輪築堤調査で得られた知見を踏まえた詳細かつ慎重な記録保存調査を実施する。

6街区南部については、一部施設計画を変更し、高輪築堤への支障を回避する。その東側の線路下範囲については、施工済の構造物を除き、開発計画における新たな掘削は予定されていない。

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