[ITmedia Mobile] もう一度使いたい「auのケータイ」はどれ? KDDI公式X反響 “INFOBAR”にG'zOne”――他にも名機たくさん
KDDIは11月4日、公式Xアカウントで「復活してほしい!」と思うauの推しケータイをユーザーに向けて問いかけた。再販予定はないと前置きした上での投稿だったが、SNS上では往年のユーザーから多くの反響が集まった。デザイン性に優れたモデルや過酷な環境に耐える頑丈な機種など、記憶に残る名機に対する復活を望む声が相次いだ。
寄せられた意見の中では「au design project」や「iida」ブランドのデザイン重視モデルが大きな存在感を示した。「INFOBAR」シリーズには初代のタイルキーやカラーを懐かしむ熱烈な要望が寄せられた。著名デザイナーが手掛けた「talby」や「neon」のほか、「MEDIA SKIN」「PENCK」「PLY」といった質感や造形美を評価する声も目立った。
「INFOBARの錦鯉(NISHIKIGOI)はぜひ復活をお願いしたいです。また、キラキラと光るLIGHT POOLも大好きでした」
「錦鯉のデザインが本当に大好きでした。現代の便利さを手放してでも、あの初代INFOBARのタイルキーパッドに戻りたいほどです」
「これまでに何度か試みられていますが、INFOBARのデザインを忠実に再現したスマートフォンを出せば、今でも間違いなくヒットすると思います」
「折りたたみ端末があまり好きではなかったため、au design projectのtalbyを選びました。使っていくうちに手放せなくなるほど愛着が湧いたのを覚えています。」
「MEDIA SKINを壊れるまで愛用していました。手に吸い付くような質感とコンパクトさが素晴らしく、唯一無二の存在感でした」
「PENCK(ペンク)の圧倒的な造形美は至高でした。まるで変身コンパクトを開くようなワクワク感があり、非常に魅力的でした」
実用性や耐久性を重視したモデルでは、カシオ計算機の「G'zOne」シリーズへの支持が根強く集まった。画面内で親しまれたキャラクター「アデリーペンギン」や「EXILIMケータイ」の思い出を語るファンも多かった。ソニーの「Cyber-shotケータイ」やウォークマンケータイ、日立製作所の「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」など高性能モデルを挙げる声もあった。
「iPhoneに移行するまでは、ずっとG'zOneシリーズを愛用していました。当時の携帯電話はそれぞれ際立った個性があり、非常に魅力的でした」
「現在配達業務を行っているため、タフネスケータイの再販を強く望んでいます。学生時代に誤って床に落してもビクともしなかった圧倒的な頑丈さを今こそ求めています」
「愛らしいアデリーペンギンが大好きでした。電源が入らなくなった現在でも手元に残しています。ボタン操作はガラケーならではの便利さだったと感じております」
- 「日立の『Mobile Hi-Vision CAM Wooo(HIY01)』です。本格的なハイビジョンビデオカメラ並みの操作感と性能を誇り、現在もサブカメラとして大切に使っています」
2010年に登場したカシオ計算機製(2010年当時)のフィーチャーフォン「G'zOne TYPE-X」。2009年5月に発売された「G'zOne CA002」以来となるG'zOneシリーズのモデル。初代G'zOne端末が登場してから10年目(X:テン)を意味する「X」を型番に盛り込んでいた(詳細はこちら)
画面が回転するリボルバー式や縦横に開くデュアルオープンなど、個性的な開閉機構を備えた端末への称賛も見られた。「A5305K」や「W22H」「W44S」など独自ギミックを楽しんでいたユーザーもいる。
縦/横どちらへも開ける“デュアルオープンスタイル”を採用したソニー・エリクソン・モバイル製(2006年当時)のフィーチャーフォン「W44S」(詳細はこちら)
大型化や高価格化が進む現代のスマートフォン市場に対し、通話や基本機能に特化したコンパクトなフィーチャーフォンの安定供給を求める現実的な意見も寄せられた。ビジネス用途での2台持ち需要などを理由にシンプルな形状を望む声もある。ユーザー一人一人の日常を支えた数々の名機に対して、長年愛用したことへの感謝の気持ちを伝える温かいコメントも多く並んだ。
「数年先まで量産を維持」が困難な理由
スマートフォンが主流となった現代において、3G全盛時代のような機能を持つフィーチャーフォンを新たに製造し、数年先まで量産を維持することは、日本のどのメーカーにとっても難題だ。
最大の壁は部品調達(サプライチェーン)の持続性にある。従来の国内を中心とした調達網のままでは、専用部品の生産終了などの理由から「あと何年作り続けられるか」という寿命の限界が見える。KDDIのSNSに寄せられた意見の中にもある通り、仮に長期間にわたって安定供給が求められるフィーチャーフォンを生産し続けるには、将来を見据えて部品調達ルートを世界規模(グローバルサプライチェーン)へと再構築する大掛かりな変革が不可欠だ。とはいえ、小型ディスプレイや開閉構造を支えるヒンジを安定供給できるサプライチェーンは限られている。
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