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Saturday, November 7, 2026

「文字の危機」を乗り越えるためには「手書き」の復権が必要、手書きの身体性が思考を深める | 政治・経済・投資 | 東洋経済オンライン

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「書を言葉で解き明かす」という独自の評論活動を行う、書家の石川九楊氏の証言を全3回に分けてお届けする(第3回)。

「文字の危機」を乗り越えるために、どうすべきか。答えは明快。「手書き」を復権させることだ。

この四半世紀の主要な出来事や経済社会現象について、当事者たちの声を掘り起こす。

人間とは、本質的に「手」の存在。読み手、書き手、語り手。こうした接尾辞の「手」に象徴されるように、手で表現し、手で仕事をするのが人間なのだ。パソコンやスマホの普及によってわれわれはまさに「手を見失った」状態にある。だからこそ、会社においても、大切な事業企画書、感謝の思いを伝える手紙などは、チャート式図表でけむに巻くのではなく、細部までを詰めた手書きをするべきだ。

そのうえで「縦書き」であるべきだ。東アジアの漢字文明圏において、文字は歴史的に縦に書かれてきた。ひらがなも横書きから生まれてきた形ではない。縦書きのための言葉である。また縦書きをすることによって、「天」が意識され、「天に誓って」という言葉の信憑性が保証される。

「筆蝕の芸術」

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21世紀の証言 石川九楊

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やまだ としひろToshihiro Yamada

早稲田大学政治経済学部政治学科卒。東洋経済新報社に入り1995年から記者。竹中プランに揺れる金融業界を担当したこともあるが、ほとんどの期間を『週刊東洋経済』の編集者、IT・ネットまわりの現場記者として過ごしてきた。2013年10月からニュース編集長。14年7月から18年11月まで東洋経済オンライン編集長。19年1月から20年9月まで編集局次長週刊東洋経済編集長。20年10月から会社四季報センター長。25年3月から東洋経済総編集長として週刊東洋経済と東洋経済オンラインの編集を統括。26年10月から論説委員。00年に唯一の著書『稀代の勝負師 孫正義の将来』(東洋経済新報社)を書いたことがある。早く次の作品を書きたい、と構想を練るもののまだ書けないまま。趣味はオーボエ(都民交響楽団所属)。

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