漬物大手が仕掛けた「発酵のテーマパーク」の舞台裏…顧客を見ながら試行錯誤、カフェをベーカリーに転換 | ビジネス | 東洋経済オンライン

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会社を動かすのは現場のビジネスパーソンだ。人気商品やサービスが生まれた背景、新たな挑戦の狙いとは。本連載では、その仕掛け人を直撃する。
埼玉県飯能市の天覧山のふもとにある能仁寺の敷地内で営業する複合観光施設「OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~」。発酵食品や野菜をテーマに、レストランや物販店、ベーカリーが並ぶ。
子会社を通じて運営するのが、主力商品「ご飯がススムキムチ」で知られる漬物大手のピックルスホールディングスだ。スーパーやコンビニ向けの商品を手がけてきた同社にとって、外食・小売りは未経験の事業領域だった。
OH!!!の構想が動き始めたのは2018年。国内市場が縮小する中、浅漬けやキムチなどの既存事業だけでは成長に限界がある。そこで新たな収益源を育てるため、外食・小売りに乗り出した。この新事業の責任者を任されたのが、社内で「事業の立ち上げ人」と呼ばれるピックルスホールディングス取締役の尾中真二さんだ。

尾中真二(おなか しんじ)/ピックルスホールディングス取締役。1996年ピックルスコーポレーション入社。開発室課長を約11年、新規事業部長を約6年務める。施設運営を担う子会社OHの初代社長などを経て、現在は経営戦略部長としてグループの成長戦略を担う(撮影:風間仁一郎)
毎日がブレブレの試行錯誤
とはいえ、社内に外食や小売りのノウハウはない。
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つくだ りくおRikuo Tsukuda
慶応義塾大学大学院法学研究科(政治学専攻)修了。2019年東洋経済新報社入社。過去に物流業界、不動産などを担当。現在は投資媒体「会社四季報プロ500」編集部に所属し、食肉業界も担当。
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