温暖化で降水量2割増加 千葉豪雨など6事例解析―気象庁・文科省
気象庁気象研究所と文部科学省は24日までに、千葉豪雨など8~9月に発生した6事例の大雨について、地球温暖化の影響がどの程度あったかをコンピューターで解析した結果を発表した。1850年以降の温暖化がなかったと仮定した場合に比べ、降水量は2割程度増加しており、災害のリスクが高まっていることが示された。
6事例は8月が千葉豪雨のほか、前線による富山・石川両県と福井県の大雨。9月が前線による東海地方の大雨、台風24号や前線による東・西日本の大雨、台風25号による伊豆諸島北部と関東南部の大雨。いずれも警戒レベル5の特別警報が発表され、土砂崩れや河川の氾濫、浸水・冠水の被害が生じた。
温暖化がなかった場合に比べると、気温は1.3~1.6度上昇。大気中の水蒸気量は9.5~11.4%、降水量は15.7~22.9%、それぞれ増加した。降水量の増加率が水蒸気量の2倍程度なのは、水蒸気が直接雨に変わるだけでなく、上昇気流により積乱雲の発達を強める効果があるためだという。
KioskNews shows a cleaned-up reading view extracted from the publisher’s page — the original always lives on their site, not ours.