ICC分担金、前倒し拠出 米制裁伴う資金難懸念―日本政府検討
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時事通信 政治部配信
トランプ米政権による国際刑事裁判所(ICC)への制裁を踏まえ、日本政府は2027年分のICC分担金を前倒しして拠出する方向で検討に入った。ICCの資金繰りが悪化し、活動停止に追い込まれる事態を回避する狙いがある。複数の政府関係者が6日、明らかにした。
米政権はICCの赤根智子所長への制裁を8月に発表したのに続き、10月にはICC本体を制裁対象に指定した。180日間の猶予期間があるものの、来年4月にも全面的に発動されれば、ICCはドル建て決済から閉め出され、職員給与の支給など運営に支障が出る恐れがある。
日本政府関係者は「手を打たなければICCの資金はすぐにショートする」と懸念を示した。
日本政府はこれまで、ICC分担金を毎年4月以降に新年度予算に基づいて拠出してきた。27年分を前倒しで拠出する場合、人事院勧告に対応するための26年度第2次補正予算案に必要経費を盛り込む案が浮上している。
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