〈本当に強い大学ランキング〉26年版を国立大学だけを対象に順位化、トップは東京大、2位京都大 | キャリア・教育 | 東洋経済オンライン

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18歳人口が急減する日本。オンラインなど多様な学びが広がる中、日本の大学は今後どう変わっていくのか? そして、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『週刊東洋経済』では毎年、臨時増刊『本当に強い大学』を刊行し、最新の大学の現状や課題をまとめている。ここでは、その誌面で作成・利用するデータ等を活用し、各種ランキングを作成している。今回は、「本当に強い大学ランキング」の国・公・私立のうち国立版だ。
「本当に強い大学ランキング」は、比較可能な定量データを用いて、受験偏差値では測れない大学の実力を算出するランキングだ(全国のトップ300大学のランキングはこちら)。
総合評価で国立大学をランキング
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2006年から、指標や対象大学数に若干の変更はあるものの、ほぼ同じ方式で毎年ランキングを発表している。
対象は、800以上にのぼる日本の大学のうち、本誌が今年3月に実施したアンケートに回答し、かつ24年度の財務諸表が入手できた大学。また今回から『本当に強い大学』の「大学四季報」に有力国立大学として掲載している地域を代表する総合国立大学などは回答の有無にかかわらず対象としている。
比較が難しい株式会社立大学や文部科学省管轄外法人、大学院大学、専門職大学などは対象外としている。結果、国公私立合わせて544大学がランキングの対象になっている。
ランキングで重視しているのは大学の4つの力。1つ目は、学生に付加価値を与える「教育・研究力」、2つ目は、教育力のわかりやすい成果である「就職力」、3つ目はそうしたアウトプットの基盤となる「財務力」で、4つ目はグローバル時代への対応力を見る「国際力」である。
今回、この本当に強い大学ランキングのうち、国立大学だけに絞ったランキングを作成した。
大学の4つの力を評価
1位は東京大学でランキング開始以来、不動の総合1位だ。215億円と圧倒的な科学研究費補助金(科研費)を筆頭に、1492人にのぼる上場企業役員数(役員数)や外国人学生比率(16.9%)、海外留学協定校数(377校)など多くの項目でポイントが高い。
27年4月から藤垣裕子教授が女性初の総長になることが決まり、同年9月には新学部「価値創造学部(UTokyo College of Design)」の開設予定など大きな変化も進む。だが、医学系で収賄事件が続き、教員の逮捕・起訴が続くなど、コンプライアンス・ガバナンスの立て直しはまだ道半ばだ。
2位は京都大学。総合4位で科研費は東大に次ぐ2位。役員数も上位で有名企業400社への就職率(400社就職率)も高い。これまでに京大出身の坂口志文氏、北川進氏が25年にノーベル賞を受賞するなど、卒業生が多数受賞し、日本を代表する高い研究力を誇る。政府の10兆円ファンドの支援対象となる「国際卓越研究大学」の認定も受けた。
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きしもと よしひろYoshihiro Kishimoto
1996年東洋経済新報社入社。以来各種企業調査にかかわる。『CSR企業総覧』編集長として、CSR調査、各種企業評価を長年担当。著書に『指標とランキングでわかる! 本当のホワイト企業の見つけ方』など。2023年4月から編集局記者、編集委員、2023年版から『本当に強い大学』編集長。
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