Steamの調査でメモリ16GBのユーザーが32GBを逆転、ストレージ容量1TB超のPCも大幅減少
ゲーム配信プラットフォーム「Steam」を運営するValveが、2026年10月の「Steamハードウェア&ソフトウェア調査」の結果を公開しました。調査結果によると、メモリ32GBを搭載するユーザーの割合が前月比で5.16ポイント減少したほか、ストレージ容量が1TBを超えるユーザーの割合も4.68ポイント減少したことが明らかになりました。
Steamハードウェア&ソフトウェア 調査
https://store.steampowered.com/hwsurvey/
SteamはユーザーのPC環境を調べる「Steamハードウェア&ソフトウェア調査」を毎月実施しています。調査への参加は任意かつ匿名で、OSの種類やメモリ容量、CPU、グラフィックボードなどの情報を収集しています。
2026年10月の調査結果をまとめたものが以下。最も普及しているOSは64bit版Windows 11で、使用率は前月比1.17ポイント増の72.51%でした。メモリ容量は16GBが41.42%、グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 3060が3.62%、ディスプレイ解像度は1920×1080が50.23%で、それぞれ最多となっています。
メモリ容量の内訳を詳しく見ると、最も普及している16GBは前月の37.82%から41.42%へと3.60ポイント増加しました。8GBも前月比1.05ポイント増の7.52%となっています。これに対して、32GBの割合は前月の42.22%から37.06%へと5.16ポイント減少しました。前月は32GBが16GBを上回っていましたが、10月の調査では16GBが再び最多となっています。48GBも0.27ポイント減の1.19%となった一方、64GBは0.23ポイント増の3.94%でした。
ストレージ容量にも大きな変化が見られました。合計ストレージ容量が1TBを超えるユーザーの割合は前月の53.30%から48.62%へと4.68ポイント減少しています。これに対して、750GB~999GBの割合は2.36ポイント増の25.07%、250GB~499GBは2.30ポイント増の18.16%となりました。
CPUのメーカー別使用割合ではIntelが52.63%、AMDが47.37%となりました。2025年5月時点ではIntelが約6割を占めていましたが、AMDが徐々にシェアを拡大し、両社の差は約5ポイントまで縮まっています。
グラフィックボードのメーカー別使用割合では、NVIDIAが72.92%と圧倒的なシェアを占めています。AMDは18.72%、Intelは7.92%、その他が0.44%でした。2025年5月から2026年10月までの推移を見ると、NVIDIAは70%台を維持しており、メーカー別の勢力図に大きな変化は見られません。
グラフィックボードの使用状況を見ると、NVIDIA GeForce RTX 3060が3.62%で首位を維持しています。続いてNVIDIA GeForce RTX 5070が3.56%、ノートPC向けのNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUが3.40%、NVIDIA GeForce RTX 4060が3.32%となっています。また、NVIDIA GeForce RTX 5070は前月比2.30ポイント減、RTX 5060 Tiは1.32ポイント減、RTX 5060は1.23ポイント減となりました。RTX 5070は3.56%と依然として上位に位置していますが、最新世代のグラフィックボードでも使用割合が減少していることがわかります。
ハードウェア関連ニュースサイトのTom's Hardwareは、AI業界の需要拡大によるPCパーツの供給不足が、ゲーマーのPC環境にも影響を及ぼし始めている可能性を指摘しています。実際に、最近販売されているゲーミングPCではメモリ16GBを標準搭載する製品や、以前よりもストレージ容量を抑えた製品が目立つとのこと。また、ストレージ容量750GB~999GBの割合が増加していることについては、Windows上では公称1TBのSSDが約930GBと表示されるため、1TBのSSDを搭載したPCが増加している可能性があると分析しています。
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