フーシ派が米当局と会談 サウジ以外「攻撃意志なし」と伝達―報道
行進するイエメンの親イラン武装組織フーシ派の戦闘員=10日、サヌア(EPA時事)
【カイロ、ワシントン時事】ロイター通信は16日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派幹部らが13日にオマーンの首都マスカットで米当局者と会談したと報じた。フーシ派は、米国の船舶を攻撃する意志はなく、2025年に結んだ停戦を順守する考えを伝えたという。
ロイターによると、会談はオマーンが仲介し、米大使館で行われた。フーシ派側はイスラエルを含む外国船舶も攻撃の対象にしないと表明したが、イエメンの暫定政府を支援するサウジアラビアは例外だと説明した。
米国務省報道担当者は16日、時事通信の取材に「報道されたこの会談についてはコメントしない」と述べた。その上で「イエメン情勢について中東の同盟国や友好国と定期的に連絡を取り続けている」と指摘。フーシ派などに関するテロ対策目標を共有することに焦点を当てていると強調した。
フーシ派とサウジの対立は7月に激化し、攻撃の応酬が続いている。同派は9月に入り、紅海一帯の要衝を次々と掌握。原油輸出を脅かされたサウジは米国に軍事介入を求めたが、紛争に巻き込まれることを警戒する米国は拒否したと報じられている。
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