ロッテレンタル、自主上場廃止へ…株価10%超急騰

ロッテレンタルが6日の取引序盤に10%超急騰している。ロッテレンタルの経営権を取得したグローバル・プライベートエクイティファンド(PEF)運用会社、テキサス・パシフィック・グループ(TPG)が残りの持ち分全てを対象に株式公開買い付け(TOB)に乗り出し、買いが集まっている格好だ。
同日午前9時8分現在、有価証券市場でロッテレンタルは前営業日比5500ウォン(10.40%)高の5万8400ウォンで取引されている。公開買い付け価格の5万9000ウォンとの差は600ウォン(約1.0%)にすぎない。
TPGが設立した特別目的会社(SPC)レキシコン・コリア・ホールドコは同日から12月3日まで、ロッテレンタル普通株1409万7325株(持ち分比率38.83%)の公開買い付けを行うと同日公示した。公開買い付け価格は1株当たり5万9000ウォンで、買い付け予定額は8317億ウォン。公開買い付けの主幹事はKB証券が務める。TPGは公開買い付けを通じてロッテレンタルを完全子会社化した後、自主的な上場廃止を進める方針だ。
今回の公開買い付け価格は、TPGがロッテグループ側から経営権持ち分を取得した際に適用した価格と同じだ。TPGは今年8月、ホテルロッテと釜山ロッテホテルが保有するロッテレンタル株61.2%を取得する株式売買契約(SPA)を締結し、先月30日に代金の支払いを終えて取引を完了した。取得額は総額1兆3105億ウォンだ。
残りの持ち分の公開買い付けまで含めると、TPGがロッテレンタル買収に投じる資金は総額2兆1422億ウォンに達する見通しだ。TPGは一般株主にも経営権取引時と同じ価格を提示し、経営権プレミアムが反映された価格で投資資金を回収する機会を与えることが公開買い付けの趣旨だと説明した。
ロッテレンタルは1989年設立の錦湖レンタカーを前身とする。2010年にKTグループに買収され、社名をKTレンタルに変更。2015年にロッテグループが約1兆2000億ウォンでKTレンタルを買収し、現在のロッテレンタルとなった。2021年に有価証券市場に上場し、昨年にはプライベートエクイティファンドのアフィニティ・エクイティ・パートナーズが買収を推進したが、公正取引委員会の承認を得られず白紙となった。
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