世界各地の灯台を示したマップ「Every lighthouse in the world」
灯台は岬の先端や港に設置される建造物であり、外観や発する光によって航行する船舶の目印となります。世界各地に存在する灯台を示し、さらに光の周期まで同期させたというオンラインマップが「Every lighthouse in the world」です。
Every lighthouse in the world | mapped.earth
https://mapped.earth/lighthouses/world
Every lighthouse in the worldにアクセスすると、以下のように暗闇に光が浮かび上がった画面になります。よく見ると光の線は地球の海岸線や島に沿っており、左側がアメリカ、右側がヨーロッパの北大西洋を表示していることがわかります。
ヨーロッパに移動するとこんな感じ。ヨーロッパやアフリカ、イギリス(グレートブリテン島)の海岸線の形がよくわかります。
地図はズームすることが可能。イギリスとフランスを隔てるドーバー海峡付近を表示すると、多くの灯台が海岸線に並び、船舶の航行を助けていることがうかがえます。
灯台にカーソルを合わせると、その灯台の情報を知ることができます。試しに表示させてみた灯台は、イギリスに最も近いことで知られるフランスの「Cap Gris Nez(グリネ岬)」の灯台。高さは72mとのこと。
表示されている灯台は海岸線だけでなく、内陸にある河川や運河、湖などに設置されている灯台や誘導灯なども含まれている模様。
画面左下にはさまざまな地域名が表示されており、クリックするとその地域だけを見ることができます。「JAPAN(日本)」もあったのでクリックしてみます。
日本のマップが表示されました。海岸線にびっしり灯台があるため、日本の形がくっきり浮かび上がっています。
画面右の「Lighthouses of Japan(日本の灯台)」をクリックすると、さらに日本だけのマップを見ることが可能。試しにクリックしてみます。
光量が落ち着いた日本だけのマップが表示されました。灯台の数は光が回転しているものが177基、固定式のものが86基となっています。実際の日本の灯台の総数は約3200基とのことで、すべての灯台が表示されているわけではない模様。
灯台にカーソルを合わせると、一部の灯台は日本語名が表示されます。神島灯台は三重県の神島にある灯台で、日本の灯台50選にも選ばれています。
しかし、太平洋に突出する岬・犬吠埼にある有名な犬吠埼灯台が表示されていないなど、著名な灯台であっても表示されていない例が多々あります。犬吠埼灯台は国の重要文化財に指定されており、日本の灯台50選や世界灯台100選にも選出されている日本を代表する灯台のひとつで、Every lighthouse in the worldの情報元となっているOpenStreetMapにも登録されているのですがなぜか漏れてしまった模様。
Every lighthouse in the worldはソーシャルニュースサイトのHacker Newsでも話題になっていますが、記事作成時点では否定的なコメントが目立つ状況です。例えば、地元の灯台を調べてみたというユーザーが「観光客向けのモニュメントに過ぎないのにマップ上で光が表示されていた」と指摘しているほか、「航路標識やブイまで灯台として表示されている」というコメントもあります。
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