Apple HomeViewの内蔵カメラはセキュリティカメラとしても使える

そんなApple HomeViewの内蔵カメラに、発表時には明かされていなかった機能が存在することをRedditユーザーのpdfuさんが発見しました。
pdfuさんはApple HomeView向けのOSであるHomeView Softwareのバージョン27.2の設定アプリバンドル内で、動体検知・ライブストリーミング・録画オプション・プライバシー保護機能を備えたセキュリティカメラモードに関する記述を発見しています。
pdfuさんが発見した記述によると、ユーザーはApple HomeView上でHomeKitセキュアビデオ機能を直接有効にするオプションが選択できるようになる模様。
有効化すると、内蔵カメラでHomeKitセキュアビデオ向けのカメラと同様に動作検知・ライブストリーミング・録画が可能となります。動作モードは4つあり、「カメラのセキュリティ機能を完全に無効化」「ストリーミングなしで動体検知のみ有効」「録画なしでライブビューを許可」「ストリーミングと録画の両方を許可」だそうです。
さらに、設定では「在宅時」「外出時」「就寝時」という3つの状況を区別することが可能。各状況に応じて動作モードを切り替えることができます。これまでもHomeKitセキュアビデオでは「在宅時」と「外出時」が選択できましたが、「就寝時」という状況は存在しませんでした。なお、Apple HomeViewがどのようにして「就寝時」の状況を判断するかは、記事作成時点では不明です。
スマートホーム関連メディアのHomekit News and Reviewsは、「最も興味深い点は、プライバシーへの配慮です。従来の防犯カメラとは異なり、Apple HomeViewはリビングやキッチン、寝室など家庭の中心的な場所に設置されることを想定したデバイスです。そのため、カメラは家族が多くの時間を過ごす場所を撮影することとなります」と指摘しました。
プライバシー面への配慮として、Apple HomeViewはカメラ動作の透明性を高めるため、誰かがカメラのライブストリームにアクセスしたり、録画を開始したりすると、Apple HomeViewのディスプレイに緑色のインジケーターが表示されることが明記されています。
また、Apple HomeViewにおけるHomeKitセキュアビデオの設定が変更されるたびに、家族全員に通知が送信されるようになっているとのこと。Appleはこの保護機能を「サイレント変更防止」と表現しており、家族に知られることなくカメラ動作を変更することはできないようにしているようです。
この他、ライブストリーミングや録画の設定はApple HomeView本体からしか有効化することができません。これにより、Apple HomeViewに物理的にアクセスすることなく、遠隔から屋内を監視することはできなくなります。
Apple HomeViewの内蔵カメラがセキュリティカメラとしても利用できる点について、Homekit News and Reviewsは「Apple HomeViewとは別途で屋内用のセキュリティカメラを購入する必要があった家庭にとって、Apple HomeViewは汎用性を高める可能性があります。それと同時に、スマートホームの利便性と家庭内監視の境界線がますます曖昧になりつつあることを示しています」と指摘しました。
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