Microsoftがイギリス最大級のAIデータセンター計画から撤退
イギリス紙・Telegraphなどの報道によると、MicrosoftはこのAIチップのリース契約を解除し、ラフトンのデータセンター計画から撤退したとのこと。
2025年にアメリカのドナルド・トランプ大統領が訪英するのに合わせて、Microsoftは220億ポンド(約4兆6400億円)に上るイギリスへの投資計画を発表しました。その一部が、ラフトンのデータセンター計画で、当時のイギリス首相だったキア・スターマー氏は「イギリスがAIの世界的リーダーになるのに向けた一歩」と言及しました。
当初、ラフトンのデータセンターは2027年に稼働開始予定でしたが、イギリス紙・The Guardianは、2026年3月時点でデータセンター予定地がまだ資材置き場だったことから、とても予定通りに進むとは思えないと疑問を提起。
2026年10月に入り、当該地区の電力網を担当するUK Power Networks(UKPN)が「2030年代に入るまで十分な電力を供給することはできない」とNscaleに通告していたことが判明し、データセンターの稼働は早くても2030年代になることが確定的となっていました。
MicrosoftはノルウェーでもNscaleとデータセンター計画を進めていて、こちらは引き続き参加するとみられますが、Nscaleはノルウェーのプロジェクトでも計画遅延があり、重い罰則を科されたとみられています。
なお、Nscaleの広報担当者は、ラフトンでの代替電源および国内の代替地候補について検討を進めていて、Microsoftと他の契約に影響を及ぼすものではないとコメントしました。
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