ESPNBrewers take 2-0 World Series lead! Takeaways from Milwaukee's Game 2 winESPN DeportesBrewers completó la voltereta y se va a Tampa 2-0, así lo vivimosThe Jerusalem PostTehran threatens strikes on energy, civilian targets, and nuclear escalation if attackedRai NewsF1, GP Stati Uniti: Antonelli vola in pole, il sogno iridato è a un passo: "Voglio vincere"PunchTope Alabi threatens legal action over Toluwanisings’ death claims한겨레삼성, 하반기 공채 직무적성검사 실시…‘4대그룹 유일 공채’InquirerFishermen rescue 16 as boat sinks off BoholSouth China Morning PostGulf economies accelerate diversification as recession looms over Iran warZDF heuteEntdecken Sie das ZDF-NachrichtenstudioRapplerHow Manny Pacquiao impacted UFC’s Aaron Pico경향신문가을 집단장, 색부터 바꿔볼까…풍수로 고르는 인테리어 컬러Screen RantDC Shares Wild New Green Lantern Design
The Daily Newsstand · Free, Always
Sunday, October 25, 2026

崩れゆく伝統的な保守政治、強いリーダー求める空気の正体 『国家が戦争に向かうとき』片山杜秀氏、田中駿介氏に聞く | ライフ | 東洋経済オンライン

Translate

『国家が戦争に向かうとき 昭和10年代に回帰する日本の現在地』の著者、慶応大学法学部教授の片山杜秀氏(写真左)、東京大学大学院総合文化研究科学術研究員の田中駿介氏(写真右)(撮影:尾形文繁)

INDEX

「戦前への回帰」。もはや左派勢力の常套句ともいえるワードだが、本書は単なる政権批判本ではない。20代と60代の政治学者が歴史的・経済的な文脈を踏まえて対話し、破滅に突き進んだ昭和10年代(1935〜44年)と現在の日本を比較。国家が戦争に向かうメカニズムを解き明かした。今の社会はどう形作られたのか、日本はどこへ行くのか──。著者の2人に話を聞いた。

──昭和10年代と現在、何がどう似ているのですか。

『国家が戦争に向かうとき 昭和10年代に回帰する日本の現在地』(片山杜秀、田中駿介 著/朝日新書/990円/272ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

田中 地方の衰退という経済的な土台に類似性が認められる。今は地方都市を歩くと、日中でも駅前に誰もいないことがある。商店街はシャッターの下りた店舗ばかり。農家は廃業。鉄道は大赤字で廃線となり、地域によっては生活インフラの維持が難しくなっている。

人は貧しくなると、誰かに責任を求めたがる。例えば、昭和恐慌から農村部の貧困が深刻化したことは、2.26事件につながるナラティブ(物語)となった。今は政治体制が異なるので同じ道をたどるとは言い切れないが、戦争や総動員体制の「前夜」に向かう土壌が整っていないとも言えない。

片山 当時は人や富を農村部から都市部へ移し、工業化を加速していた時代だ。是非はさておき、地方を犠牲にして国全体を豊かにする、という意志があった。今はそういうビジョンすらない。第1次産業から第2次、さらには第3次産業への移行まで完了し、いかに人を安く使うかという資本主義の論理がむき出しになった。歴史をなぞるどころか、悪い意味で前に進んでいるとも言える。

強いリーダーを求める雰囲気が広がった

──なぜ今、国家が戦争に向かうメカニズムに着目したのですか。

片山 昔の日本政治には、天皇が心理的重圧として効いた。あんまり偉そうにすると天皇に畏れ多いから抑制しよう、という意識が働いた。ゆえに、第2次世界大戦へと続く戦争の時代でも、権力の一極集中、全面統制には一定のブレーキがかかった。換言すれば、ファシズムは未完に終わった。

戦後に象徴天皇制へと移行した後も「畏れ多い」という感覚は残り、独裁者の登場を阻んできた。「黙って俺について来い」というやり方は許されなかった。

しかし世代を経るにつれて、保守政治家もこの感覚を持たなくなった。むしろ権限の強いアメリカ大統領をうらやましく思ってさえいる。そこに経済的な豊かさを失い、気持ちに余裕を持てない国民の状況が重なって、強いリーダーを求める雰囲気が広がった。

この記事は会員限定です

残り 1649文字

話題の本 著者に聞く

544 記事

関連記事

本文の内容に基づいた記事をピックアップしています

フォローすると、最新記事をメールでお知らせします。

いしかわ よういちYoichi Ishikawa

1994年生まれ、石川県七尾市出身。早稲田大学スポーツ科学部を卒業後、2017年に共同通信へ入社。事件や災害、原爆などを担当した後、2023年8月に東洋経済へ移籍。部品や工作機械、物流の各業界や障害者雇用を取材。著書に『いじめの聖域』(2022年文藝春秋刊)=第54回大宅壮一ノンフィクション賞候補、第12回日本ジャーナリスト協会賞など3賞。

View the original on 東洋経済オンライン →

KioskNews shows a cleaned-up reading view extracted from the publisher’s page — the original always lives on their site, not ours.