近未来的な外観のワイヤレスヘッドホン「Headphone (1) Pro」レビュー、3個のドライバー搭載&10個のマイクでノイズリダクション
Nothingは内部構造がスケスケなスマートフォンやイヤホンなど特徴的な外見のデバイスを開発する企業です。Nothingが2026年9月に発売したワイヤレスヘッドホン「Headphone (1) Pro」は、アルミニウム削り出しボディとチタン合金アームで近未来的な外見に仕上がっており、「3個のドライバーでサウンド再生」「10個のマイクでノイズキャンセリング」といったようにサウンドへのこだわりも充実しています。そんなHeadphone (1) Proを借りることができたので、実際に使ってみました。
Headphone (1) Pro | Nothing | JP
https://jp.nothing.tech/products/headphone-1-pro?Color=White
Headphone (1) Proの外箱が以下。カラーはブラックとホワイトの2色展開で、今回はブラックを借りました。
箱の中にはHeadphone (1) Proがハードシェルケースに入った状態で収納されていました。
ヘッドホン本体以外に、有線接続用の3.5mmオーディオケーブル、充電用のUSB Type-Cケーブル、ストラップ、説明書も入っていました。
ハードシェルケースを開封。
これがHeadphone (1) Proです。右耳側のハウジングには赤色、左耳側のハウジングには白色の目印がついています。
ハウジングの表面は透明素材が使われていて内部のドライバーが見えるようになっています。ドライバーは「低域用ダイナミックドライバー」「高精度ダイナミックドライバー」「高域用xMEMSドライバー」の3種類を搭載しています。
反対側も同様。
耳に当たる側には分厚いイヤーパッドがついています。
イヤーパッドは「2層構造のクッションシステム」を採用しており、柔らかい触感。
ボタン類は右耳側のハウジングに集約されています。まず、耳の外側にボタンが1個あります。ボタンの機能はカスタム可能で、初期状態では接続先スマートフォンのスマートアシスタントを起動できるようになっています。iPhoneの場合はボタンを押すことでSiriを呼び出せます。
装着した際に背面になる位置にローラーとパドルがついています。ローラーは左右に転がして音量調整が可能。ローラーを押し込むと再生・一時停止ができ、長押しするとノイズキャンセリングと外音取り込みを切り替えられます。パドルは左右に倒すことで「前の音楽を再生」「次の音楽を再生」という操作ができます。
装着した際に下側になる面に電源ボタン、USB Type-Cポート、3.5mmオーディオジャックが並んでいます。
さらに、イヤーパッドの横にBluetoothペアリング用のボタンがあります。
左耳側には「Flat EQ」を有効化するスイッチがついています。
Headphone (1) Proの重さは実測321g。
装着するとこんな感じ。耳がスッポリと覆われて電源を入れる前から周囲の音をかなり抑えることができます。電源を入れると「ピポッ」という効果音とともにノイズキャンセリングが有効になって周囲の音がほとんど聞こえなくなり、音楽に集中することができました。外部への遮音性はまずまずですが、音量を大きくすると「シャカシャカ」という高音が外部に漏れます。
ボタン類が右側に集約されており片手で操作できるのもうれしいポイント。ローラーとパドルは形状が大きく異なるので手探りでも問題なく狙った操作が可能です。
空間オーディオはスタジオやコンサートホールで音楽を聞いているようなエフェクトをかける機能です。「ヘッドトラッキング」を有効化すると頭の動きに合わせて音楽の聞こえる向きが変化するようになります。空間オーディオを「コンサートホール」に設定すると前方から音楽が聞こえるようになり、さらにヘッドトラッキングを有効化すると頭を横に振っても常に前方から音楽が聞こえるようになるというわけです。
イコライザーは「メインドライバー」と「高精度ドライバー」に対して細かく適用可能。
プリセットも大量に用意されています。
左耳のスイッチを切り替えるとイコライザーや空間オーディオを無視して「Flat EQ」を有効化できます。Flat EQは人工的な補正や色づけを排除する機能で、クリエイターがトラックレビューやミックスの際に使うことが想定されています。実際に音楽を聞きながらFlat EQを有効にすると、音がかなり平坦な印象になりました。
Nothing XではHeadphone (1) Proの各ボタンの機能をカスタムすることもできます。
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